読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『西洋医がすすめる漢方』 新見正則

2014年11月21日 | 読書日記
西洋医がすすめる漢方 (新潮選書)
新見正則
新潮社

¥1,000+税 新潮社(新潮選書) 2010/8/25発行
ISBN978-4-10-603665-1

西洋医学至上主義も、漢方盲信も、どっちもちょっとどうかと思う。
両方のいいところをうまく利用するのがいいんじゃないの?

新見先生、いいバランスだなと思うのは、まさにそういうところで、「漢方薬が好きであっても、西洋薬剤をちゃんと併用(84頁)」することをすすめているところが、信用できるなーと。

認知症に「抑肝散」が有効らしい。発症防止や進行防止に効くという証明はまだだけれど、症状を抑えることは実感として感じられている模様。
んじゃ私も、覚えておいて年とったら服用しようかしらん。
抑肝散は、不眠症にもいいらしい。だったら私にぴったりだ!

それにしても、どこで処方してもらえるのだろう。
病院で処方してもらわないと、高くつくからな……。

 

> 漢方薬は人の体や精神状態を中庸に持って行くためのもので、魔法ではないのです。生活習慣の改善や適度の運動、ストレスの解消などをしないで漢方だけに頼るのはやめましょう。漢方薬は万能薬ではありません。(87頁)


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