『妄想の森』 岸田今日子
¥1,762+税 文藝春秋 1997/10/30発行
ISBN4-16-353440-7
エッセイ集。
うわー…。
これ、いいなあ。表紙のマグリットの「白紙委任」がよく似合う、不思議な感覚。
> 嬉しいときも苦しいときも、私は妄想の森に分け入って、そこで時間を過ごす。現実の時間とは関わりなく森のなかで日が暮れ、夜が明ける。春から夏へ、そしてあたり一面、さまざまな色に紅葉した秋を迎える事もある。森の中の小さな動物が慰めにきてくれる事もある。陽気な時は陽気なままに、その気持ちを動物たちにも分けてやる。(251頁)
¥1,762+税 文藝春秋 1997/10/30発行
ISBN4-16-353440-7
エッセイ集。
うわー…。
これ、いいなあ。表紙のマグリットの「白紙委任」がよく似合う、不思議な感覚。
> 嬉しいときも苦しいときも、私は妄想の森に分け入って、そこで時間を過ごす。現実の時間とは関わりなく森のなかで日が暮れ、夜が明ける。春から夏へ、そしてあたり一面、さまざまな色に紅葉した秋を迎える事もある。森の中の小さな動物が慰めにきてくれる事もある。陽気な時は陽気なままに、その気持ちを動物たちにも分けてやる。(251頁)