愛知県高浜市の事業仕分けが6/19~20で実施されました。
仕分け人が議論をし、その議論を聴いた市民のみなさんが事業の適否を判断する「市民判定人」方式も、
高浜市で3回目。
そのなかから、わかりやすい事例 「市道新設改良事業」 の議論をご紹介します。
市道改良は、限られた財源の中からなんとか捻出し、工事個所を決めていきますが、
この採択の基準が明確ではないのです。
(高浜市の名誉のためにも、他市でも多く見受けられることと補足しておきます)
救急車や消防車が進入できない狭隘道路の改良がまだ終わらず、
整備すべき道路の総延長や、年度ごとの整備計画もできていませんでした。
緊急の道路が予算措置されず、今年度予算では国や県の補助金がつく道路が採択されました。
市民の方からは、「危険な道路よりも、補助金がつく道路を優先させるのか?」と疑問の声があがりました。
整備方針をしっかり持ち、年度計画をキチンと備えないと、
必要な費用が確保されない、財源見合いの予算となってしまいます。
2日間を通して、市民の方たちからは、ごく自然な声が多く寄せられました。
とかく、住民は恣意的な情報をうのみにするとか、
感情に左右されやすいとか・・・悪く言う人もいますが、
市民判定人方式で事業仕分けを実施すると、
やはり、みなさんは自分の住んでいる町だから、真剣です。
自分の子供や孫に負担をかけるのは良くない、と必ず言われます。
受益と負担が直結しているから、自分だけの欲求を制御する意識が働く!
これが本来の住民自治なんだなぁと、再確認しました。
仕分け人が議論をし、その議論を聴いた市民のみなさんが事業の適否を判断する「市民判定人」方式も、
高浜市で3回目。
そのなかから、わかりやすい事例 「市道新設改良事業」 の議論をご紹介します。
市道改良は、限られた財源の中からなんとか捻出し、工事個所を決めていきますが、
この採択の基準が明確ではないのです。
(高浜市の名誉のためにも、他市でも多く見受けられることと補足しておきます)
救急車や消防車が進入できない狭隘道路の改良がまだ終わらず、
整備すべき道路の総延長や、年度ごとの整備計画もできていませんでした。
緊急の道路が予算措置されず、今年度予算では国や県の補助金がつく道路が採択されました。
市民の方からは、「危険な道路よりも、補助金がつく道路を優先させるのか?」と疑問の声があがりました。
整備方針をしっかり持ち、年度計画をキチンと備えないと、
必要な費用が確保されない、財源見合いの予算となってしまいます。
2日間を通して、市民の方たちからは、ごく自然な声が多く寄せられました。
とかく、住民は恣意的な情報をうのみにするとか、
感情に左右されやすいとか・・・悪く言う人もいますが、
市民判定人方式で事業仕分けを実施すると、
やはり、みなさんは自分の住んでいる町だから、真剣です。
自分の子供や孫に負担をかけるのは良くない、と必ず言われます。
受益と負担が直結しているから、自分だけの欲求を制御する意識が働く!
これが本来の住民自治なんだなぁと、再確認しました。