写す楽しさ覚えよう「写真は現実の世界、絵画は空想の世界」一眼レフ中級編!
カメラは道具です。写すのは、あなたです。
写真と絵画は違います。
写真は、目の前の現実を写します。
絵画は、スケッチから、後で構図や色や表現を変えて、
描いていきます。
それで、全く違う表現になります。
スタジオ撮影なら、少し似てるところもあります。
表現を、どうするか決めるのに、いろいろ想像します。
それらの中から、表現を最適にするため、
小道具やライティングを工夫します。
絵画をたくさん観るのも参考になりますが、
色や光は、参考になりません。
作られた表現で、現実にはありません。
写真は、現実です。
自然の中や街中でたくさん写すのが一番です。
人生に感動する場面は、いくつもありません。
感動する場面や、気がついた時や、新しい発見をした時が、
シャッターチャンスです。
写真の命は、シャッターチャンスです。
光の芸術です。
そして、表現するために、明るい部分から暗い部分の、
濃度域の濃度で表現します。
濃度を認識して、自分なりの再現を作らないと、
ただ写った写真になってしまいます。
絵画のように、勝手に色や複雑な色には出来ません。
絵画を見ても、あまり参考にはなりません。
自然の中で、自然の変化を見つめてください。
その経験値が多ければ多いほど、
濃度が理解できると思います。
実際に目で見ていた時と、写した写真が、
違うと思う時があるかもしれません。
また、逆の場合もあります。
また、決定的に違うのは、絵の中の画面構成です。
絵画は好きなように、つけたり消したり、
部分的な場所も、好きなような角度にしたり出来ます。
写真で表現できるのは、
画角選びで、個性を出すことしか出来ません。
最近は画像処理が出来ますから、
つけたり消したりも出来るし、アオリ効果も修正できます。
ウインドウズについてるペイントが一番簡単です。
初期の頃より、使いやすくなってます。
2017年5月に日本語版がリリースされた、
WEBデザインツールが、ド素人でも、3ステップで、
オシャレなアイキャッチが作れるがあります。利用してみてください。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。
杉本健吉画伯とは、旅をしたことがあります。
書いてる場面も見ています。未発表だが、
四天王寺の聖徳太子の一生の壁画を、最初から写しています。
旅先では、すごいな!今を見ないで、
予測を見てると驚いていました。
絵描きは、現実のデッサンを描いてます。
忘れないためでしょう。
また、杉本健吉画伯の展覧会に行って、
君はボクの絵を、じっくりと見てないじゃないか、
と叱られました。
これは、映像人間と絵描きの違いです。
絵の表現の技術的なことには、興味がないんです。
映像人間は、一瞬の判断です。
絵を見て、全体から伝わってくる、
感じてくるものが一番なんです。
どこの場所にいても、感じる力が大事なんです。
将棋の羽生5冠が強いのは、映像人間だからだそうです。
盤面を一瞬見て、将棋の駒の配置が悪いところを、
直していくそうです。
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