花と写真に興味、わからない!教えて!

花の楽しみ方。きれいな花、珍しい花、名前がわからない花など、
また、あなたが感じる感性、写す表現の写真基礎知識。

一眼レフ基礎知識「画角」一眼レフ中級編!

2017年11月17日 | 撮影中級編
基本を覚える「被写体をみて最初の決断」一眼レフ中級編!



カメラは道具です。写すのはあなたです。
シャッターボタンを押さなけば写りません。

写すとは、ボタンを押すことではありません。
ボタンを押すなら、サルでも出来ます。
なんにも知らない園児でも出来ます。
しかし、同じように図体が大きくなった大人がたくさんいます。

デジタルになって、写真が簡単になったことがひとつ。
携帯で写してる人は、ほとんどとは言わないが、
フィルム時代なら、関心がない人やお金がかかりすぎて続かない人。
それが無料で出来て、写っちゃう。
面白くてたまらんでしょうね。それで、ただ写ればいいとボタンを押す。

絵が描けない、詩が描けない、文章が描けないなどなどの人には、
自己表現できる道具として、最適です。
ただし、ただ写ったという自己満足で、それ以上進歩がしません。
ここが最高の欠点です。

言ってみれば、食事はなんでもいい、
口に入って空腹感を満たせば、いいと満足するのと同じです。
世の中に出て、自分の意思で、なにも決定できない人になります。



写真は意思決定が、重要な要素です。
決定ができなければ、シャッターチャンスが逃げてしまうか、
見つけることも出来ません。

写真は、携帯のように写ればいいと、いうものではありません。
どんなに高いカメラを持っても、同じです。
カメラが写すわけじゃありません。
写すのは意思決定を持った、あなたです。

これは、例えば蕎麦屋に入るとして、
入ってからメニューや周りが食べてるのをみてから決める人か、
盛り蕎麦が食べたいから蕎麦屋に入るか、と同じです。
いつも自分の目的で、行動できるかどうかになります。

写真も同じです。被写体をみて、瞬間にどう写すか決定します。
このひとつの方法が「画角」です。
迷ってたらシャッターチャンスは逃げていきます。

シャッターチャンスは、いつでも、どこでもあるわけではありません。
シャッターチャンスはがなければ、写さないことです。
写しても感動もないし、ただのコピー。
見せられても、心に響くものは、ありません。

「画角」はレンズの中心から、角度が広がっていく範囲です。
狭い範囲なら望遠レンズの役目になり、
広い範囲なら広角の役目をします。

被写体を見て、瞬間に望遠にするか、広角にするかを、
決めなくてはなりません。
フィルム時代はズームレンズは使えません。
デジタルになって、解像力に関係がなくなって、
ズームレンズ全盛時代です。

レンズ1本あれば自由自在です。
フィルム時代なら、交換レンズの取り外し。
意思決定が悪ければ、何回も同じような動作をし、
その結果、よかったかどうかは疑問です。

今は、あまりにも便利で簡単ですから、
人間の一番大事な部分が欠如していくと思います。
将来、そういう人たちが多くなった世の中に危惧します。
意思決定ができなくなると、行列ができる店が、流行るでしょう。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。

画角は、遠いから望遠、広いから広角という意味ではありません。
被写体です。被写体の、どの部分を切り取るかになります。
望遠レンズなら無限大から近い場所まで。
広角レンズなら広い範囲から手前まで。
画角という特性を活かします。

画角の特性を最大限に活かすことによって、
個性ある写真が生まれます。
活かすも殺すも、たくさん写して自分のものにしてください。

きっと、出来栄えの素晴らしさに、惚れ惚れするはずです。
お友達に見せても、どうやって写したのと、聞かれるはずです。
素晴らしい写真が写せるように願っています。
そして、感動をたくさん味わってください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿