一昨日から二日間、中国上海で、フィギュアスケート、グランプリシリーズ、男女、ショート、フリー演技が行われました。
羽生結弦選手のショートプログラムは

ショパンのバラード第一番
悔しくも第2位の結果に終わりましたが「2日目のフリー演技で、しっかり自分らしい演技をしていきたいと思います。」と
語った、ゆづ君

オペラ座の怪人・ファントムを演じる予定だった、6分間の公式練習のとき、予期せぬアクシデントが起こりました。
中国のエン・カン選手と激突
リアルタイムで観ていた私の胸は壊れそうになり、止め処なく涙が次から次へと溢れ出しました。
いてもたってもいられない状況の中で、ゆづ君を応援している、Hちゃんから電話が入り
どちらも涙で声が震えていました。「どうか神様、お願いですから護ってください」と祈るばかりでした。
ゆづ君が横たわる顔は流血して真っ赤になっていました。
胸を打っていたのか胸を押さえながら咳も出始めました。
一旦、ゆづ君と、エン・カン選手は支えられながら、バックヤードに引き上げました。
エン・カン選手は、棄権を発表しましたが、応急処置を済ませた二人は再びリンクに現れました。
松岡修造さんや小田信成さんたちは無理はしないでほしいと何度も言われていました。
私も今後の選手生活に影響を及ぼすのなら棄権をしてほしい!…でも何とか出来るものなら頑張ってほしいと複雑な思いが
頭の中をグルグルグルグル

巡りました。
ゆづ君が滑る

と決断したときには松岡修造さんが
「彼が一番、嫌なことは試合で棄権をしたり、言い訳をしたり、自分と負けることなんです。
だから彼の心境を考えると、ここで勝つとか負けるということじゃなくて、やれるんだったらやる

って
いうことがアスリートだって目の前にいてメチャクチャ感じるんですよ。大丈夫

死ぬまでやる

」と
おっしゃられたときには、もう、誰が何と言おうと止めようと、ゆづ君の気持ち、決心は変わらなかったでしょう。
涙が出ます

いっぱい出ました
この

オペラ座の怪人、ファントムを演じる、新しいコスチュームも血が滲んでいます。
いよいよ演技が始まりました。
予定していた、回転は何度も転びながら立ち上がり舞う。最後の回転は成功
頭に包帯とテーピングをグルグル巻いて顎は、9針縫合した大怪我のあとにも、金メダリストの誇りを持って
圧巻の演技で最後まで、ファントムの世界を演じ滑り切りました
ブライアン・オーサーコーチは、羽生選手の今後のことも考えて「君の身体が一番大事だ

」と労いの言葉をかけながら
2位の結果が出たときには、号泣していました。ゆづ君が溢れる涙を両手で押える手の爪は血で真っ赤になっていました。
アクシデントがありながら、自己100%の演技が出来なかったけれど、2位という結果を残しました。
テレビの前で大きな拍手を贈り


昨夜は涙が出て眠れませんでした。
日本フィギュア界のプリンスは

羽生結弦くん。
演歌界のプリンスは

氷川きよしさん。
どちらにも共通点があります。
きよしくんは数年前の神戸国際会館のコンサートのとき、熱がありながらも昼の部を立派に歌い終わり
昼と夜の部の間に病院で点滴を受けて夜のステージも見事にやり遂げたことがあります。
ゆづ君、昨日は演技を終えたあと抱えられながらタンカーで運ばれていきました。
今日、夕方5時に、検査のため成田空港へ帰国されました。
どうか…どうか…何事もないように祈っています。
アクシデントを乗り越えて最後まで頑張った羽生結弦くんにもう一度拍手を贈ります