何故日本政府はアメリカに弱腰なのだろうか?
勝手に思いを巡らせてみました。
軍事的・経済的にアメリカに依存しているのは間違いないと思いますが。
別の角度からの偏見を述べてみます。
第二次世界大戦後、アメリカに占領された日本。
敗戦のどさくさの中、アメリカは占領政策を円滑に進めるため、一部の戦犯の目こぼしをしたと思っています。
例えば、731部隊の研究資料と引き換えに、親玉級の将校は軍事裁判の網から逃れました。
戦後は彼らは医学界の重鎮として君臨する事になります。
731部隊の研究の中には、アメリカが欲しがる物が多くあったと思います。
そこでの取引によって、戦犯として裁かれる事なくのうのうと生き延びたという事です。
政治の世界では、岸信介の例を上げて見ます。
東条英機内閣で商工相を務め、A級戦犯容疑者として裁かれるはずだった岸信介。
後に釈放され総理大臣となっています。
岸が釈放となった裏に、アメリカとの密約があったのではないか?
全くの妄想かも知れませんが、何故日本政府はアメリカに隷属しているかの一つの理由と思えます。
そして、その系譜につながる安倍晋三は日本の軍事大国化を強力に推し進めました。
さらに二世、三世議員の輩出もここいらに源がある気がします。
アメリカに隷属する事、決してアメリカに逆らわない事、それが家訓になっていると思います。
そこからはみ出さない議員を生み出すこと、それこそが自民党の党訓ではないでしょうか。
沖縄での米兵の傍若無人ぶり、PFAS問題での米軍のいい加減な対応など、どう考えても日本政府は対応する気はないようです。
少なくとも、国民の立場にたっての。
日米地位協定の変更も全くやる気があるとは思えません。
例えば、第二次世界大戦の敗戦国ドイツも韓国も、日本よりははるかに対等な立場での協定を結んでいます。
他の国の例をみても、日本の地位協定が異常なのです。
アメリカ隷属の姿勢、その根源にいるのが岸信介であり、安倍晋三は岸の意図を汲んだ政権運営をして来たと思います。
唯一の被爆国でありながら、アメリカの核の傘に入っているからという事で、腰が引けている日本政府。
その大本には、第二次世界大戦で裁判を逃れた岸信介の亡霊がいる気がします。
>基本的には同感です... への返信
コメント有難うございます。
その通りだと思います。
吉田茂からの親米というより、米国服従路線が現在も続いているという事ですね。
>志が低くて
とんでもないです。
ただ、その前に、吉田茂と言う所謂「親米派」グループがあり、これが自民党の保守本流で、今も高市早苗等につながっているのだと思います。
他方、戦後に保守合同した自民党の中には、鳩山一郎など「民族派」と呼ばれるグループが有り、高度経済成長を経て、田中角栄が自民党の実権を握りました。
そこで、暗躍したのが米国のCIAで、ロッキード事件というわなを仕掛けて、米国には都合が悪い、「民族派」を一掃し、日本国民も米国の戦略に踊らされてしまったのです。
結局は、米国に操られている愚かな国民が多いという事でしょう。
私は残された人生は、愚かな国民のためではなく、我が夫婦の幸福のために、精一杯努力したいと思っています。
志が低くて、申し訳ありません。
m(__)m