二日目。
この旅のハイライト

と言える伝説の一日。

最北端の駅を目指します。

札幌7:48
スーパー宗谷1号
約5時間かけての大移動。
稚内には12:53到着予定。
途中、

旭川を過ぎ、
お楽しみの駅弁。

③旭川しょうゆ豚丼
④蝦夷わっぱ

さらにどんどん

雪景色が深くなっていきます。
なにげに電車が遅れを出している模様。
このままだと、最終駅、最北端の稚内駅に辿りつけないことが決定したらしい、とツアーガイドさん。
単線のため、稚内駅ではなくひとつ手前の南稚内駅でしかすれ違いが出来ないとのこと。稚内駅から札幌へ向かう電車は定刻通りに発車しなくてはならず、我々のような5時間かけて行ってトンボ帰りして帰っていくモノ好きは待っていてくれないらしい。
そんな〜。
逆に5時間かけてるのに目的地に行けないの⁈
そこで、暴挙に出ることを思い付く。
南稚内へはこのままの予定では13:30到着。そこから稚内駅まではたったの2.7km。タクシーで駆けつければ
稚内13:44発のサロベツ 号に間に合わないだろうか?たった14分間だけど。
ツアーガイドさんに相談。
普通ならダメ!と乗ってくれそうもない話に、『行けるかも!』と

。
南稚内駅でタクシーを捕まえておいてもらう手配をしてくれたり、稚内駅での撮影押さえスポットを伝授して下さったり、がっつり応援モード。
念のための、ツアー離脱書にサインをしたものの(この計画に失敗した時は、自力でホテルを探して明日合流地点の函館まで行くという)失敗する気はしてなかった。何故か自信があった!
ただ、これより電車が遅れないことを祈るばかり、、、。
南稚内に到着するやいなやホームに飛び降り、階段を駆け上がり駆け下り、タクシーの運転手さんが改札で待っていてくださっったので、そのまま飛び乗る。
流石に地元のドライバーさん、女性ながら真っ白な道路を乾いた道路のようにキビキビと運転。
なんと10分前に稚内駅に到着!素晴らしい!

以前は港まで延びていたという線路の名残。

それは駅構内にも続いている。

押さえ所はバッチリ

。

この後向かう指宿に想いを馳せて。
無事、
稚内13:44 発の
サロベツ号に乗車成功!
2.7km先の南稚内駅でツアーに合流!
ツアーに参加の皆さんから熱い歓声を受ける。
やったー!
なんだこの達成感。
ツアーガイドさんも、「この武勇伝は、今後のツアーで話させてもらうね!」と。
話題作りをしてしまった(๑˃̵ᴗ˂̵)
もうこの後はどんだけでも電車遅れても大丈夫よーと、

札幌限定のチーズクリームパンをいただきながら、車窓を楽しむ。

雪深い自然の狭間を走ります。。
すると電車は急停車。
車掌さんのアナウンスが入る。
「線路内前方に鹿がいます。」
しばらくして電車は動き出し、あーなるほどこうやって電車は遅れていくんだー、と
のんきに観光気分満喫。

するとまた急停車。アナウンスが入る。
「前方に鹿の親子が現れました」
「衝突はしておりません。」
よかったよかった。
電車が動き出す。

すると三度、急停車。
「鹿に衝突しました!」
な、なんと、、、。
これは時間がかかるのかな、、。と電車内はざわざわ。
しばらくして電車が動き出します。
「衝突したのは子鹿で電車に潜り込んでいた所自力で逃げました。」
おー!
電車内は安堵に包まれました。

逃げる鹿。
地元の乗車客さんも三度も止まるのは珍しいとのこと。
そんなアトラクション気分を味わいつつ、
実は鹿が飛び込んできたのではなく、人間が大自然の中を通らせてもらっているんじゃないかと、そう思った。
この日の夕食も駅弁。

⑤鮭弁当
⑥ほたて弁当
そして札幌19:14 着。
20:00発、
スーパー北斗24号

登別21:07着。

登別と言えば、

クマ牧場。

お出迎え。

牧場には行けないけど。
移動距離901.4km
乗車時間12:23
続く。