2020.7.08のブログ
『形意拳はやってはいけないよ《上級アレンジクラスでは…》はじめから』
の中で
次に開式のあとには、
五行拳であればピーチェン、十二形拳であれば虎形か
蛇形・馬を教えます。
という内容を書きました。
蛇形を優先してやっていくのにはきちんとした
理由があります。
その一つが、超接近戦にある
その武術としての闘い方(基礎)を学んでいくためです。
接近戦から超接近戦となった際に
自分の両腕、肘から先が大事なんですが
その両腕を使った攻防のレッスンには
"蛇形"の学びが欠かせないためです。
相手のパンチをさばいていく
そこから、同時的に相手を崩すtechnicを学ぶ
エッセンス・ロジックを学んでいくのが蛇形なんです。
蛇形レッスンで超接近戦稽古を行うと
両腕の柔軟性のある動きができますし、
その重要性が分かります。
蛇形の形をたんに学んでも
使い方は上手くいきません。
そこには氣というか"意識"の学びが伴っていないためです。
丹田の感覚ではありません、
意識の欠如した動きは
蛇形であろうが虎形であっても使い方とはかけ離れたものとなっちゃいます。
ですから、新・基本アレンジクラス①の内容をキチンと押さえて
習熟していないといけません。
そのうえで、蛇形を学べは
全く接近戦の世界は違ったものとして理解できるはずです。