今年は陸前高田にある奇跡の1本松を見に行こうと決めていました。
奥さんの実家にいても基本的に何もする事はありませんので、1人で行ってきました。
奥さんの実家から陸前高田までは車で2時間弱の距離、午前中に奥さんの実家を出発し、陸前高田に入ると一気に視界が広がり、津波にさらわれ何もない為、すぐに松が視界に入りました。
松から少し離れた場所にある駐車場(?)に勝手に車を置いて松まで歩きます。
松に向かう途中には生々しいガレキの山や、津波によって土台だけ残ったトイレ(かな?)や、手付かずになっている大きな建造物があり、津波の恐ろしさが伝わってきます。
あまりにも有名なスポットである為、立ち入り禁止の看板があるにも関わらず沢山の人が松を視察(見学?)しにきていました。
松を見学した後は市内を走ってみました。
以前は沢山の建物があったはずですが、津波の影響で今は何もありません。画像では津波が屋上にまで達した「マイヤ」の緑の看板が見えます。
テレビでよく見かけた道の駅の隣にある被災したホテルがありました。
ホテルマンとしてとても寂しい気分になりました。
その後大船渡へ行ってみました。
大船渡に限らずプレハブで営業するお店等が増えていて安心すると同時にとても元気をもらいました。
大船渡から気仙沼に移動する途中にテレビでよく見る船を偶然見つけました。
気仙沼を通過し、昨年津波警報のおかげで数分しか滞在する事のできなかった南三陸町へ向かいました。
ガレキやショッキングな光景があちこちで見られた昨年と比べると、南三陸町もかなり片付いていました。
片付いてきているとはいえ、津波の影響で何もありません。
ガレキはかなり片付き、サンポートなどの大きな建物の解体も進んでいるようです。
最後に昨年は合掌する事のできなかった防災対策庁舎へ行って合掌してきました。
南三陸町にもプレハブ商店街が出来ていて、皆さん元気にお仕事をされていました。
震災からたった1年半でここまで元気を取り戻している東北。
まだまだ時間はかかると思いますが、東北人を家族に持つ者としてこれからも何かのカタチで復興応援します。
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