週末は九州のほとんど各地ベストコンディションでした。私達吉松へ遠征して、何て23日と24日二日とも50km市房山までのクロカン。(ところで、22日も市房まで渡ったフライヤーもいたそうです。)
日曜日の忙しい魚野TO.九州北部まだまだ雪に覆われているので、北から来たビジターも多かったです。
日曜日10時15分テイクオフ、魚野山の前のウォーマップ。
矢岳上空1時45分まで待って、やっとコンディション入りましたので、雪に覆われた白髪岳へ出した。進入はちょっと低かったが、すぐサーマルを見つけて、2200mまで上がった。
市房途中あと二箇所で上がって(麦ちゃんの好きな湯ノ原山を含む)、かなり低く入ったが尾根を登れてトップアウト。
やはり脊梁山地の景色が素晴らしい。
市房の上2300mに上げたが東に進む余裕が無かった。
寒さを我慢して、サンセットまで、市房のやせ尾根で遊べた。8時間フライトでした!
24日はほとんどリピート。最初魚野の上のリフトが渋くて、やっと矢岳に渡れた時、白髪への道も出来ていたのでそのまま続けた。魚野から市房まで二時間とちょっとだけ。再び2200m上がったがそれでも山地に入る余裕が無くて市房の周り2時間半遊べました。トータル7時間フライトでした。
雪に覆われた山のサーマルに着いて、市房に近づいていた時低かったので私も良く考えました。今回確認したのは、サーマルがあることでしたが、普通とちょっと違います。日に向いてても、雪に完全に覆われたスロープ自体から、サーマルが発生しません。しかし、山の麓から風に流された暖かい空気が、雪の斜面から上がる可能性があります。それと、雪山の斜面には雪の無い所があれば、雪とその地面(又は岩)の間、大きな温度差がありますので、小さいけど強いサーマルが出る可能性があります。今回の市房では、登山道のリッジの北側では雪が多かったが、南側では雪がほとんど無かった。風向はほとんどリッジの平行だったので、リッジの両サイドの暖かいと冷たい空気が混ざったままの状態、少し小さくて荒れたが有利に使えるサーマルがあった。それで頂上プラス100m前後まで上がれました。そして30分ずつ程、リッジの前の部分から、大きなサーマルが出て、それに乗って後ろへ流されたが、何回も2200m前後まで上がりました。このサーマルの元は、もしかして山の麓か水上村の高原でした。特に、東側からコンバージェンス(太平洋の風)が近づいた時、この大きなリフトを感じるようになりました。
すごいです!
ところで教えてほしいのですが、雪をかぶった山でもサーマルはあるのでしょうか?