29日こんなフライトが出来ました。阿蘇外輪山をほとんど半分回ることが出来ました。やはり阿蘇エリアは風が
入っている時じゃなくて、上にコンバージェンスがある時がベスト。今からこう言う状況を目指します!
日曜日29日、阿蘇エリアは丁度コンバージェンスの下、逆転層は2000m以上がTOで風が入らない予報だった。
阿蘇スペシャリストのN村さんから、こう言う時「難しいが上がったらめっちゃ動ける」の話を思い出して、今日
これにかけようとした。朝は東風を期待し朝9時半ごろ兜岩に上がり、まだまだ逆転層の上、充分な東風が会ったが、
20分ご逆転層が上がってきて風が完全にやんだ。予想通り。
ちょこっと飛んでみるとTOの前シンク、点々激しいマイクロサーマル。兜岩の大分下からぎりぎり上げ直して、トップラン。
もうちょっと待つ。
11時23分最テイクオフ。コンディションは余り変わらない。主にリフトないが、あるところ小さくて激しい。
アグレシブな動きで上げ直す、そして、今回山をクリアーする。
一本目のフライトのルートは、出来るだけ二重峠に近づくこと。簡単なリッジに見えるが風が有るときでも地形と
風の流れが複雑で難しい。今日は風余りない。
跡ヶ瀬のリッジでもう西風が感じ始めて、微妙に下ろしになってたので、ここでUターン。
やはり低くなって、スロープを粘りながら少しずつ上げ直す。アルプスっぽくない?梅雨の中、草が柔らかくて緑
で美しい。ブローがこれば見やすいので、この草が助かった。
兜に戻り13時にトップラン。丁度いい時、正面の風が入った、リフトもバンバン。リアンに飛ぶのを進めてから
又すぐテイクオフ。
リアンも離陸、綺麗な空気の景色を楽しんだ。
空は少しずつ曇っていく。うろこ雲が綺麗が、陽射が切れると今日のリフトは終わり!
大観峰に渡りたいので、早めに高度を1600mまで上げる。
大観峰で風が弱い南東なので、手前のコンバージェンスでしばらく遊ぶ。ここでコンバージェンスの力だけで
1700mまで上がった。頂上の上に飛んで見るとすぐずぶり、トップラン。TOでT岡さんと風待ち。曇ってきて、
無理みたい。でも3時ごろ空は再び晴れて、今回西風が入り始める。すぐ飛ぶが、まだ降りそう。結局南の鼻の岩
で丁度南東と西の風がぶつかってるのを気付いた瞬間4.5mの強くて荒れたサーマルに入り、何て6分間で800mから
2100mまで、キャノピーから目を離せない状態。まだまだあったがもう雲低で(雲が突然発生)と飛行機にぶつかり
そうから、本塚方面へ逃げる。
大観峰に戻ると東側に綺麗なコンバージェンスの雲のラインが出来ていると気付いて、そちらへ出した。
典型的なコンバージェンスの雲は最初象ヶ鼻で、でもだんだん東へ下がっていた(西風の勝ち)。もう戻れない
と思い、一の宮方面、ラインに沿って走る。
城山展望台上空、まだまだ下がらない。
一の宮到着。コンバージェンスラインはちょっと右ターン、阿蘇山頂へ延びているので、コース調整。目の前、
猫岳と高岳!
熊本と大分を繋がる国道57号線の滝室坂上空。まだまだ雲低に着いている。リフトはどこでもないが、探したら
ある。コンバージェンスのフライトの一番は、慌てないように!慌てるとリフトラインを失う。
左側に猫岳を通る。
雲はどんどん厚くなり、雲低も少しずつ下がり始めた(もう5時だよ!)。阿蘇山は中々怖い雰囲気で近づいている。
もうすぐそこだ。実は半分雲に囲まれて、近くなったまで雨リ見えなかった。
阿蘇高岳ゲット!丁度東と西風がぶつかっているところ、右側、左側もリフトあり!
東峰と有名な北尾根。九州の一番すごい景色かな。ここは飛んだのは二回目だけ。今日も怖い!したは岩だらけ、
すぐ上は暗い雲、風があれている、火山ガスの臭いは浪でくる。しかももう夏なのに、寒い!
もうアルプスと変わらない景色。素晴らしい!
もっとうるうるしたいが雲低は頂上のしたに下がっている。火口を見に西へ(とにかくそちらのほうが明るい)。
火口を横から見る。蒸気一杯、中が見えない。蒸気が強そうな風で東へ流されているが、ここはほとんど無風。
雲はさらに下がったので、本塚方面へ出す。すぐアゲンストにはまって、本塚LZギリギリ届いた!着陸17時36分。
ネイチャーランドのMさんが居たので、町まで送ってくれました。