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【588冊目】なぜローカル経済から日本は甦るのか


kurogenkokuです。
588冊目は・・・。

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【kindle版】
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なぜローカル経済から日本は甦るのか
冨山 和彦 著  PHP新書

本書は大規模と中小という括りではなく、企業をグローバルかローカルかという視点であるべき経済対策を論じています。
グローバルの部分はさておき、ローカルについて。キーワードに「密度の経済性」が登場します。非効率なものについては思い切った退出、集約化などを提言、やや厳しいなぁと思うところもありましたが、人口減少問題などに悩む地方にとって、指南ともいえるべき良書だと感じました。

また本書に「これからの日本の経済成長はローカル経済圏のサービス産業の労働生産性とその相関係数である賃金が大きく左右する」とあります。
日本のGDPと雇用のおよそ7割を占めるのはサービス産業で、国内各地域内の小さなマーケットで勝負するローカル企業が大半。サービス産業の多くは経済構造的にローカル企業がローカルに活動する構造から、今後もあまり大きくは変化しないのが理由ですが、そういう視点で支援策を考えていくのは重要だと新たな気づきがありました。


【目次】
第1章 グローバル(G)とローカル(L)という二つの世界
第2章 グローバル経済圏で勝ち抜くために
第3章 ローカル経済圏のリアル
第4章 ローカル経済圏は穏やかな退出と集約化で寡占的安定へ
第5章 集約の先にあるローカル経済圏のあるべき姿
第6章 GとLの成長戦略で日本の経済・賃金・雇用は再生する

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