モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

リスクマネジメントの一環としての労務管理


少しばかり身体がお疲れモード。


どうもkurogenkokuです。

昨日は(一財)秩父地域地場産センターが主催する労務セミナーを聴講させていただきました。

テーマは・・・。
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現代型問題社員の実像と対策
~リスクマネジメントの一環としての労務管理について~
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講師は日頃からお世話になっている特定社会保険労務士の金子紀元先生です。

まず現代型問題社員の実像に触れた後、

○私生活上の行状が会社業務に影響を与える場合
 ・社内不倫問題における対応
 ・多重債務による給与差し押さえ
 ・ストーカー行為をする社員への対応 など
○勘違いに基づく主張、権利の濫用の場合
 ・会社が行う転勤命令への無視
 ・インターネット上で会社や同僚を誹謗中傷する社員への対応
 ・正社員と同等の賃金を要求するパートタイム社員への対応 など
○その他
 ・メンタルヘルス
 ・有給休暇   など
 
事例を交えながらわかりやすく勉強させていただきました。
会社経営層にとっては当該問題に対する対応方法を間違うと大きなリスクが生じます。

例えば鬱病を生じてしまった社員の事例がありました。医療上の回復(主治医の判断)と雇用契約上の回復(産業医の判断)は違うという話。もし不完全のまま会社に復帰させ、再度病気が悪化したような場合。安全配慮義務を欠いたとして今度は会社に責任が及ぶケースがある、よかれと思って取った行動が仇となるなと、法律を知らないと大怪我をすることを再認識できました。

その他、有給休暇取得に関する法改正の可能性など、今後の動きも要注目です。

参加して本当によかったです。

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