kurogenkokuです。
3年ほど前から、市の政策について助言する「市民アドバイザー」という職を引き受けています。
専門的見地からという訳ではなく、あくまで市民目線で意見を求められます。
委員は高齢者、主婦、会社経営者 etc 様々な方で構成されています。
皆さんいろいろな視点で意見をおっしゃいます。「あ~、なるほど。そういう考え方もあったのか」なんて結構勉強させていただいています。
複数の議題が上程されますが、そのうちの一つに「学校図書の充実」というのがありました。意見交換に入る前、読み聞かせのボランティア2名が資料をもとにその必要性について発言されました。
その中で「学校司書」というキーワードが登場しました。本の管理、メンテナンス、利用者に対するフォロー等々を手掛ける仕事です。
市も本の充足率100%(子供一人当たり●●冊というのがあるらしい)を達成すべく様々な施策を講じており当該分野についての理解はありますが、ボランティアの意見を聴いていて「本をそろえればそれでいいのか」と思うようになりました。
といいますのも今読んでいる本の中にこんなフレーズがあったのを思い出したからです。
「普段のコミュニケーションをおろそかにしておいて、勉強部屋さえ与えれば勉強ができるようになると期待するのは、親の手抜きと言えるでしょう。」
図書を充実させれば、子供たちが本を読むようになるか。
図書の充実は当然必要ですが、その先にあること、つまり子供たちにどうかかわっていくかもセットで考える必要がある。
うちの子はまだ学校に行っていないのではじめはピンと来ませんでしたが、読み聞かせのボランティア(お子さんを持つ主婦です)のおかげで、またひとつの気づきを得ることができました。
最新の画像もっと見る
最近の「お仕事・私生活」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事