モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

成長への2つのアプローチと資金調達


自宅にいる時間が6時間しかないので、その中で十分に静養できるかという生活ですが、昨日の睡眠は短いけど深く、疲れが取れました。


どうもkurogenkokuです。


先日のブログにこんなことを書きました。

■業界内のポジショニング→リソースの流れ
https://onl.sc/JukzCxw


この話と関連して、成長へのアプローチは大きく分けて2つの視点があるのではないかと考えるようになりました。

①自社のリソースに磨きをかけ、成長市場を狙っていこうという考え方
②成長市場におけるポジショニングを設定し、必要なリソースを獲得していこうという考え方

 

①の場合、事業の確実性が高いのですが、反面、自社のリソースを基準に考えてしまうため、成長の幅は小さくなる。
②の場合、ハマるとすごい成長を遂げますが、リソース獲得には時間・コストがかかるうえ、事業の成功確率に不確実性が伴う。


ここで資金調達について考えると、①は自社の強みが見えやすく確実性が高いため、金融機関からの有志が比較的受けやすい。一方、②については不確実性が高く、金融機関がお金を出したがらない。だからこそエクイティ・ファイナンスやM&Aが機能する。


最近、寝ていても、起きていてもこんなことばかり考えています。
もちろん、これが結論というわけではないのですが・・・。


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コメント一覧

kurogenkoku
u-jiroさん、まさにポーター、バーニー論争です。学者の先生だと「どちらを支持する」みたいな傾向にあるのですが、実務をやっている私は両方の企業に触れているので、「個々の企業それぞれの中にある」というu-jiroさんのご指摘が最もしっくりきます。
u-jiro
ポーター、バーニー論争ですね。1991年のルメルトの結論だと、リソース・ベースト・ビューがやや優位でしたが、それでも40%位は不確実性があるといわれていましたよね。現状の体感だと、プロダクトライフサイクル等の短期化・コモディティ化等が進み、沼上先生のご議論も納得できます。現場で支援する立場としては、結論は個々の企業それぞれの中にある気がしますね。
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