モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

計画を自分で仕上げるということ


コンサルは計画を書いてもよいが、つくってはいけない。

どうもkurogenkokuです。

今週から新規の経営革新計画支援が4社スタートします。意欲的な企業が増えるのは素晴らしいことです。


ところで表題に「計画を自分で仕上げるということ」と書きました。中小・小規模企業の経営計画作成支援をしているといろいろな企業と関わりを持つようになります。

①社長自ら計画を書き上げ、チェックのみ依頼してくる企業
②構想はあるが文章化が苦手でそこの支援を依頼する企業
③計画そのものの作り方がわからず、そのプロセスから時間をかけて支援しなければならない企業


そんなとき大切なのは「コンサルは計画を書いてもよいが、つくってはいけない」ということです。
計画そのものをつくってしまうコンサルがいるということを耳にしたことがあります(もちろんkurogenkokuの周りではないですよ)。
これは経営革新計画が「目的」なのか「手段」なのかの違いにも関連していると思うのですが、こういうケースでは計画が「絵に描いた餅になってしまう」可能性が非常に高い。コンサルが経営者の合意や理解を取り付けずにつくった計画はもはやその会社の経営計画ではありません。


話は変わりますが、うちの商工会議所では小規模支援法の改正に伴い「経営発達支援計画」を作成しています。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2014/140307shokibo.htm

これは支援者である我々の経営革新計画とでも言うべきもの。
上述の話に基づけば、kurogenkokuが一人で計画をつくってしまうと、計画が「絵に描いた餅になってしまう」可能性が高まる。だから若手経営指導員に計画のたたきを作ってもらい、私が最終チェックをすることにしました。
これからが楽しみです。

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