モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

自分を基準に判断しないこと


5月末から地方を転々とする機会が増えてくるので、生活面の交通整理も必要な日曜日になってます。


どうもkurogenkokuです。


最近、気をつけなければならないと思っているのが、「自分を基準に判断しないこと」です。


ひとつの例をあげましょう。

最近話題になっているPTAの活動問題。
役員をやりたくないのに「持ち回り」と言われてしぶしぶ参加した方がいて、「委員長決め」で委員長くじを引いてしまった。
「私、ただでさえ夜の会議に参加するのが大変なのに、委員長なんて受けられません。委員長は会議を欠席できないんですよね」とその方が言うと、「くじで決まったんだから引き受けてくれないと困る」と役員が返す。

ここで考えなければならないのは、その方には本当に「会議に出られない理由があるのではないか」ということです。
仮にその方が母子家庭で、かつ小学生以外にも小さな子供がいて、さらに近くに両親もおらず子供を預けられないという事情があったらどうでしょうか。優先すべきはPTA活動ではなく子供の世話です。


話を変えます。

3,000円の集金があったとします。
「3,000円くらい容易に払える人」と「3,000円を支払うのが本当に大変な人」、両方います。いろいろな事業者の支援をしていると、金融機関への返済のみならず、生活費の捻出すら困難な方がいます。その方を知っているkurogenkokuに「3,000円の会費くらい、すぐに払ってください」なんてとても言えません。

 

今回言いたいのは、我々はあまりに他人の事情を考慮せず、自分を基準に判断していないかということです。
特に相手が困っている場合には、その背景が何なのか、一度、相手の立場に立って考えてあげるのが大切かなぁなんて感じました。


最近、kurogenkokuは随分と歳を取ったのかもしれません。。。


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