モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

あえて信用保証協会にエールを送ってみる


昨日の番組には全国各地からメッセージをお寄せいただきありがとうございました。
明日の励みとなっております☆


どうもkurogenkokuです。



埼玉県の場合、保証協会付き融資の受付機関は商工会議所・商工会となっていて、申し込んだ融資の決定条件の把握をすることができます。申込件数が多いので、職員の皆さんは大変だと思います。それを承知の上でエールを送ります。


保証の実行率が、保証に対する姿勢の実態を物語っています。
比較的体力のあるお客さんの多い金融機関は実行率が非常に高く、小規模事業者を多く抱える信用金庫、信用組合の実行率は低い状況にあります。昨日の番組で埼玉信用組合に聞いたところ、実行率は50%前後とのことでした。つまり「貸せるところには保証するが、窮地に追い込まれているところは保証を見合わせる。」これはコロナ不況の中で全く逆の思想と言わざるを得ません。
融資の申込みから実行に至る期間を調べてみたところ、比較的財務状態の良い会社は10日程度、小規模事業者で財務基盤が脆弱な会社は1ヶ月以上かかっています。これまた逆の思想ではないでしょうか。

申込保証金額を大幅に減額させられた金融機関の支店長が言いました。保証金額は月商3ヵ月程度を基準にしているとして拒絶されたと。これは平時の審査基準であれば理解できますが、売上が80%も減少してしまった企業であれば、とんでもないことです。


金融機関と異なり、現場と遠いところにいらっしゃるので、よく現状を理解されていないのかもしれません。
いま日本の事業者を救う大切なポジションに立っているんだということを、もう一度、認識していただき、我々とともにリスクをとって頑張りませんか?

日頃、大変お世話になっていますし、過去にはいろいろと面倒を見てもらったこともあります。だからこそエールを送りたいと思います。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「中小企業診断士」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事