今日は石川県経営指導員研修のため、金沢に向かっています。
秩父→大宮(2時間)
大宮→金沢(2時間)
秩父が遠いってことですね。
どうもkurogenkokuです。
ここ数年、中小企業庁開催される研究会・検討会においてたくさんの委員を務めさせていただいております。いずれも中小企業施策の方向性・実践につながる大切な場です。ですから何をどうすれば実効性の高いサポートにつながるのか、脳みそに汗をかきながら真剣に考えています。ちなみにこれまでは以下の2つの委員をお世話になりました。
■伴走支援の在り方検討会委員
■中小企業収益力改善支援研究会委員
伴走支援の在り方検討会は言うまでもなく、経営力再構築伴走支援の骨格を決めた検討会です。昨年度1年間議論して、今年度から運用フェーズに入りましたが、正直、これほどまで広がりを見せるとは思いませんでした。背景には中小企業庁の皆様の「執念」もあったかと思います。
中小企業収益力改善支援研究会は、今年度上半期に開催されています。これは収益力改善支援の実務指針の策定や、経営者保証の運用、さらには中小企業のガバナンスに関して考える研究会です。個人的には、コロナ融資の借換保証に関する経営行動計画書の策定を金融機関と商工会議所で協力しながら進めていますが、こういった動きが広がってくるのが期待されるところです。
そして現在は、以下の2つの委員を務めています。
■中小企業のイノベーションに関する有識者検討会委員
■中小企業の成長経営の実現に向けた研究会委員
先に説明した2つの検討会・研究会とは少し立ち位置が違うところにおりますが、中堅企業や大企業を目指すような中小企業の支援をどのように行うか、その仕組みを考える検討会・研究会です。いずれも目指す方向性は一緒ですが、双方の委員を並行して務めているのはkurogenkokuだけなので、政策的一貫性が失われないよう、発言すべきところは遠慮なく手を挙げさせていただいております。昨日の検討会で、一番多く発言したのはkurogenkokuでした。
中堅企業や大企業を目指すような中小企業の支援を実際にkurogenkokuがやっているかと言われれば、やっていません。ですから自分の手の届かない支援は何か考えればいいと思っています。「これは既存事業の支援スキームを使えばいい」「この部分が足りていないので、ここは大胆に支援策を措置すべき」、そんな風に考えていくと、答えが見えてくるものです。