モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

「生きる」という意味について考えることのできた1ヶ月 (1)


「kurogenkokuさんですか。いま大丈夫でしょうか?」

12月5日。
長女出産の前日、ヨメとチビクロの3人で食事をしているところに電話が入りました。
かかりつけ医のS先生でした。


咳が止まらないという症状が起こってから、かれこれ2ケ月以上経ちます。最初のうちは喘息やアレルギーによる症状を疑っていたのですが、あらゆる薬が効きません。
「念のためCT検査を行なってみましょう」そういって検査したのが12月3日でした。


「CT検査をしたところ、心臓の裏側に3cmくらいの腫瘍らしきものが見つかりました。もう1度検査したいのですが、今週のどこかで時間は取れますか?」


寄りによってこのタイミングで・・・と思いましたが、仕方がありません。
「木曜日ならなんとかなりそうです」と小さな声で答えました。

「あっ、びっくりさせちゃってすみません。今度は造影剤という薬を使って調べてみたいものですから・・・。」そういってS先生は電話を切りました。



入院前のヨメを心配させてはいけないと思いつつも正直にこの話をしました。
何もわからずはしゃいでいるチビクロとは対照的に、ヨメは心配そうな表情をしました。



ヨメを入院させた後、その晩はチビクロとヨメの実家に泊まりました。
これまで大きな病気をしたことが無いものですから、心臓の裏側に腫瘍とか、造影剤CTとか言われたってなんのことかわかりません。
素人の私はただひとつ「悪性でないこと」だけを祈りました。

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コメント一覧

kurogenkoku
ままははさま
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
ご無沙汰しております。コメントありがとうございました。

この1ヵ月は自分というものを見つめなおすほんとうに貴重な機会となりました。
事が起こってみてはじめて気づくことって多いです。

現状把握もしっかりできました。医療の進歩ってほんとありがたいですね。
ご心配おかけしてすみません。いまはもう大丈夫です☆
ままはは
診断士1年目の会で同じテーブルだった川越村のおじさんです。
健康は大事ですので検査をして現状把握をしっかりしてください。今の医療技術はすごいのでかなりのところまで安心できるはずです。
また、前向きに声をかけてくださる先生のようなので尚更です。

二人の宝物の父親としての朗報を待っています。
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