昨日は川口⇒池袋⇒川口な一日。最後はまさかの「すなっく早紀子」で〆ました(笑)
どうもkurogenkokuです。
誰にも打ち明けられない悩みや相談というのはたくさんあると思います。kurogenkokuのもとに訪れる相談者もそうです。みんな困っています。
昨日の来訪者もそうでした。ものすごく誠実そうな表情をしている。受注が減少し、悩んでいるがどうしてよいかわからない。
話をお伺いしていると、その方の同業者に親族(おじさん)がいることがわかりました。
kurogenkoku:「おじさんは御社の状況を知っていますか?」
社長:「いえ、知らないと思います。」
kurogenkoku:「おじさんとの関係は悪くないですか?」
社長:「はい、おじさんが忙しい時は仕事を回してくれています」
おじさんの会社の事業規模は相談者の5倍くらいです。この現状を理解すれば仕事を回してくれるかもしれない。ですから社長にこう言いました。
kurogenkoku:「おじさんのところを訪れて、いまの状況を正直に話してください。困っていることを正直に伝えてください。いま御社の他に外注を使っているような場面があれば、優先的に仕事を回してもらうようお願いしてください。」
おじさんは70歳で後継者がいないそうです。しかも高齢の社員が多い会社なのだとか。おじさんにも悩みがあるかもしれません。しかも相談に訪れた社長は40歳代。この業界での勤務歴も長く、優れた技術者です。もしかして、今回の相談が、おじさんの会社の事業継続のきっかけになることも考えられます。
結果はどうなるかわかりませんが、経営が危機的な状況に陥っている中では、これが最も即効性があって実現可能性の高い解決策と思い、思い切って提案させていただきました。
隣に社長の奥さんがいて、目に涙を浮かべながらこう言いました。
奥さん:「kurogenkokuさんが私が伝えたいことをすべて言ってくれました。私が考えていたことは間違いないと確信しました・・・。」
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困ったときは正直にそれを伝えること
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過去には、取引先に対して現状を正直に伝え、大幅な価格転嫁に成功した会社がありました。支払家賃が厳しくて大家さんに相談した結果、家賃を半額にしてもらった経営者もいました。共通しているのは、「困っていることを正直に伝えたこと」です。
kurogenkokuもそうですが、困った人には優先的に救いの手を差し伸べたくなるものです。だから困ったときは正直にその旨を打ち明けてください。人間は感情の生き物です。きっと救いの手を差し伸べてくれると思っています。