老人が「子供の声がうるさい」といって保育園を訴えている話には正直驚きました。
どうもkurogenkokuです。
昨日のクローズアップ現代。
【子どもって迷惑?~急増する保育園と住民のトラブル~】
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3573.html
前半は、騒音トラブルが発生している中野区の事例。
出てきた住民の言葉は・・・。
「子供の声がうるさい」「子供の顔を見るのも嫌だ」
その対応として保育園は、子供に大きな声を出さないよう指導したり、音の出るものを鳴らさないようにしたり、さらには子供が外から見えないよう昼間から窓やカーテンを閉める。
こんな閉鎖的な環境で子供たちはどう育っていくのでしょうか。
秩父と違ってあれだけ民家が密集している地域ですから、実際どうなのか。本当にひどいのかもしれません。
でもそれを差し引いてもあのコメントには不快感を覚えてしまいました。
保育園の開設にあたり、行政から十分な説明がなかったとかいろいろな要因はあるのでしょうが、そもそも人間社会の根幹とは何か、非常に考えさせられる問題です。
一方、後半紹介された世田谷区のまちづくり協議会の会長さんの話。
保育園と苦情を訴える人たち、さらは行政。この三者の話し合いではなかなか解決しなかったところ、当事者である住民側のリーダーが立ち上がり、対話をすすめていった。そしていまではお互いが共存しさらには町興しにまでつなげている事例にこの問題を解決する糸口があると感じました。
最後にその会長さんがおっしゃっていた言葉を書き留めておきます。
「子供の声のしない街に未来はない」
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