そういえば、「小規模事業者持続化補助金」の「一般型(第3回締切分)」の採択結果について。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2021/210122jizoku.html
全国平均採択率は51.6%でしたが、うちの商工会議所は87.5%(8件中7件採択)でした。ちなみにこれはすべて私を除く経営指導員が独力で支援したものです。誰に相談しても成果が出せるようになってきたのが、なんともうれしいですね。
どうもkurogenkokuです。
ではkurogenkokuは何をやっているかというと、かなり重たい支援です。大きな補助金支援であったり、経営改善や再生支援が多くを占めます。
先日のエントリーの続きになります。
【秩父機械電気工業会新年会は・・・】
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6534.html
秩父の製造業。kurogenkokuの支援を受けるにあたって、こんな条件があります。
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①GbizIDの取得、経営革新計画、事業継続力強化計画など準備が整った方から、先着順(10名予定)で支援を受け付け。10名に入れなかった方で支援を希望される場合は、キャンセル待ち。
②10名に入っても、宿題の提出やメールのレスポンスが遅い(5時間以上返事なし)場合には、補欠に回る。
③過去にちちぶエフエム「黒澤元国の飲みに行こうよ!」にゲスト出演された方には優先支援権を設定。
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ポイントは②です。ちょっと上から目線にも感じられるかもしれないですが、実際は違います。
kurogenkokuも身を粉にして真剣に取り組むので、支援先も一定の「覚悟」を決めてくださいという意味です。ちなみにメールに返信がなかった場合には、支援が打ち切られるなどのルールですが、過去の支援先でこのルールを破った方はいません。ちなみに深夜でもメールの返信が返ってくるくらい、秩父の社長さんはガチ真剣なんです。
こういうルールを設定は、kurogenkokuにとっても心地よいプレッシャーになります。ルールばっかり厳しくして、実際に成果が出なければ、誰もkurogenkokuのことを信用しなくなってしまうでしょう。成果を出していれば、予約待ちができるほど相談が殺到し、誰も文句は言いません。
メールのレスポンスに対する要求は、kurogenkokuの仕事の生産性を落とさないためにも必須です。このブログで生産性向上の話を何度か書いていますが、そのうちの一つとして「相手のある仕事は早めに流すこと」を紹介しました。これは相手方の「手待ちのムダ」を解消するために必要です。
【相手のある仕事は早めに流す】
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/5584.html
ものづくり補助金。たくさん支援されているコンサルタントでも、公募あたり支援件数5件程度がいいところでしょう。kurogenkokuはその倍をこなします。採択率も90%くらいなので、全国平均の倍くらいです。一度に複数事業所の支援を進めながら、品質を落とさず、パーフェクトにアウトプットを出すためには、自分の仕事の中にムダな時間を一切つくらず、『全集中』して対応することが必要なんです。
⇒さすがに2カ月で14社の支援をしたときには死にそうになりましたが(笑)
補助金を例に挙げましたが、他の支援も実は一緒です。
経営改善支援先のうち、重点支援先には、迅速な月次決算報告を求めます。試算表だけでなく、「計画に対して、なぜこの実績になったのか。これからどうされるのか」簡単なレポートを書いて提出してもらいます。
kurogenkokuが金融機関との仲介に入り、無理言って資金手当てをしてもらっているわけですから、当事者そのくらいのことはしていただくのが当然のことかと思います。
「kurogenkokuの支援を受ける際のルール設定」の背景には、そんな想いもあるんです。
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