今日は家族そろってクリスマスパーティやります。
どうもkurogenkokuです。
昨日、ある会社のものづくり補助金支援に巡回していました。ひと通りの制度説明をした後、G biz PrimeのID申請の話をしたとき、社長が言いました。
「残念ながら、会長に会社の印鑑証明をもらうのは不可能だと思います」
G biz Primeの申請をした方ならわかっていると思いますが、ID取得のためには会社(オーナー)の意向を裏づける証拠書類(印鑑証明書など)が必要になります。
【G biz Primeの申請】
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf
しかしながら、同社はご子息に対し、社長の肩書を与えながら、代表権が付与されていないばかりか、株はすべて会長が保有しています。
事実的な経営者は社長ですが、経営方針を巡って常に親子の対立が続いていて、社長は会長の決裁が必要な意思決定を避けながら事業を回していました。今回のものづくり補助金の申請に際し、ID取得に会長が持っている印鑑やその証明書が必要ということになると、半ばあきらめモードになってしまったことは説明するまでもありません。
かと言って、これはものづくり補助金の問題だけではなく、いずれ解決しなければならない大きな問題です。kurogenkokuは日頃から懇意にさせていただいている立石裕明さんの話を引用して言いました。
「いまからお父さんを変えようったって無理なんです。後継者が変わろうとしなければ事業承継はできません」
【立石裕明さん】
http://tateishi-hiroaki.jp/
「一度、自分を曲げてもいいから、父親と対話してみる」
この言葉が本当に響いて、親子間のコミュニケーションが成立したなら、それはものづくり補助金以上の成果だと思っています。ただ、お父さんは地域でも有名な頑固者だから、そう簡単な話ではないんだよなぁ・・・。
となれば別の作戦で行くしかありませんな(ぼそっ
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