今日はまじめな話。きっかけはこれです。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4267.html
どうもkurogenkokuです。
月曜日は下記タイトルでお二方に発表いただきました。
(注)実名紹介の了承を得ております。
「施策を入口としたオーダーメイド型伴走支援」
高知商工会議所 専門経営指導員 茂井康宏 氏
「経営指導員の効果的能力開発」
高知商工会議所 中小企業相談所 副所長 片岡浩司 氏
まず茂井経営指導員ですが、小規模基本法と小規模支援法の改正が行われた現在について、彼のやっている支援は1つのモデルだと思っています。
計画作成支援はまだ入口(P)で、その後のCDAをいかに経営者に寄り添って支援していくかが大切。事例を含めた発表には説得力がありました。
POSレジの導入されていない飲食店で、個々の料理の販売数量と材料費をゼロから調べ上げ、利益貢献度分析とクロスABC分析で経営者に何をすべきか伝え、品揃えの見直しにより繁盛店に導いた事例。
経営支援とは事業者を動かしてこそなんです・・・。
ちなみに彼は中小企業大学校の経営指導員研修を担当されていますが、ほんとに良い講師なんだと感じました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4506.html
続いて片岡副所長による能力開発面の事例発表。
まあ高知商工会議所の個性派集団を束ねるのに、片岡副所長のような理解力のある上司の存在は重要です。「経営指導員の皆さんもさぞやりやすいんだろうな」そんなことを思い浮かべながら拝聴しておりました。
印象に残ったのは「高知商工会議所の強み」について、「経営支援に打ち込める『組織風土』」と回答されたこと。
伴走型支援を根付かせるためのヒントはここにも隠されていたんじゃ無いかと思います。それができる組織とそうでない組織は決定的な差がつくのでしょうね。
最後に。
片岡副所長が茂井経営指導員を「日本一の詐欺師」と紹介していたことを報告し、まとめとします。
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