モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

金融機関の対応についての問題提起


仕事が忙しいと言いながら、今日はゴルフ。
以前所属していた職場の仲間たちとの、かなり前からの約束事です。
商工会議所会員の皆様、申し訳ありませんが、一日だけ夏休みをください。


どうもkurogenkokuです。


昨日は私のところに特急の経営改善計画作成支援案件が2件やってきました。
いずれも企業からの依頼です。経営改善支援は最優先で取り組みますから、お引き受けしました。でも超隙間時間でどこまでできるのだろうか。考えるだけで泣きたくなります。



ところで・・・。

あまり書きたくなかったのですが、そのうちの1社は金融機関から紹介されたコンサルタント(ファーム)を途中解約して私のところを訪れてきました。
当該コンサルタントの支援はフェーズ3で成り立っていて、各フェーズごとにコンサルフィー●●●万円かかります。経営が厳しい状況にある中小企業にとっては恐ろしいほどの支出額です。その企業はフェーズ1が終了した段階で、契約を解除しました。


企業からその報告書(フェーズ1)をさらりと拝見させていただきました。とても「見栄えの良い」ものです。財務分析結果と外部環境の調査結果が「カッコよく」記されていました。

でもはっきり言います。

いずれも現場を見なくてもできるし、そこらへんにある資料をかき集めれば書けるレベルのものでした。
しかも酷いのが、外部環境で抽出したデータが当該企業が属するマーケットと異なっているし・・・。

これでは解約されても仕方ありません。


金融機関の対応もいかがでしょうか。
企業のことを深く知ろうとせず、なにかあれば提携しているコンサルタントに丸投げ。経営改善計画書の「カタチ」が整えば彼らはそれでよいのです。
●●●万円という金額(フェーズ3までいけば1,000万円は遥かに超えますが)が、企業にとってどれだけ負担が重いのか、わかっていて紹介しているのでしょうか。


自分たちが企業に寄り添って考えれば、経営改善計画なんてそんな難しいものではありません。
それでも「そんなのやったって面倒くさいし、儲からない」というのであれば、我々も一緒に立ち会い、全力でサポートします。

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