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赤坂で打ち合わせの帰り、ミッドタウンへ寄り道。 ちょっと撮ってみた♪ ![]() PowerShot S95 撮 PowerShot S95、なかなか素晴らしいじゃないでしょうか…(*´‐`*人) ちょうど去年、同じ所で撮った写真があるので、比べてみる。。。 過去記事:「たまにはミッドタウンに」 ![]() FinePix F10 撮 FinePix F10も暗いシーンに強いモデルだったのだが、このS95は段違いに素晴らしい。 なんといってもその色の再現性。 暗いわ、街灯はあるわ、LEDはあるわと、 こんな過酷なロケーションでは、まともなホワイトバランスが取りづらいものだ。 現にFinePix F10の写真では、街灯の影響をモロに受けて 地面が緑カブリを起こしている。 ところがこのS95で撮った写真の地面はというと、 ものの見事に実際に見た色に近い状態を再現しているではないか。 またS95はノイズも物凄く少ない。 そして色の諧調も非常に広い。 特に黒風の写り込みなんて見ると、色調豊かで、黒く潰れてないことがよく判る。 去年とはイルミの色がぜんぜん違うので、イルミの色自体で比較するのは難しいけど こういったところで大きく差が出ているね♪(*ゝー・)b |
ところで、このPowerShot S95、なんとコンデジなのにRAW画像が記録できるんです。
実はこの事も購入理由の1つとなったんですよ。
RAW画像とは、撮像素子からの信号をそのままデジタル変換した生データのこと。
大抵のコンデジはJPEGという画像で記録します。
でもって撮影時にカメラが行った様々な補正を加え、画像を圧縮して保存しているんだね。
これに対しRAW画像では、カメラ内でJPEGに圧縮される前の未加工データであるため、
JPEGに比べて、圧倒的に多くの情報量を保持しているのが特徴なんです。
多くの情報を保持しているということは、撮影後のパソコンでの画像加工において、
JPEGと比べて画質の劣化が少なくなるということに直結するんですね。
具体的にどういうことかというと、
例えば思ったより写真が暗くなってしまった時とか、
実際より随分青く撮れちゃったなぁ…
なんて時に、物凄く簡単に、そして綺麗に、画像を補正することができるんですねぇ。
今回撮った写真で見てみましょう。

PowerShot S95に同梱されていたRAW現像ソフトで、RAW画像を開いたところ。
この開いた写真は、俺のミスで思いっきり赤く撮れてしまった写真。
こんな時にもRAW画像であれば いとも簡単に修正できてしまう。
露出やホワイトバランスを適正なものへとパラメータを戻してあげればいいだけなんです。
判りやすいようにホワイトバランスを戻しつつ、おもいっきり明るく補正してみた。↓

ね?凄いでしょ♪
撮った時の色の情報とかが、ちゃんと残っているのよ。
ま、これだけ明るくすると、実際の風景とかけ離れてしまうので
実際にはこんな補正はしないけどね。
一眼では当たり前となっているRAW画像が扱えるというのも
このPowerShot S95の大きな魅力ひとつなんだね♪(≧∇≦)b
ただ、気を付けないといけないのが、データ量。
JPEG画像は圧縮によって画像は劣化しているものの、データ量は非常にコンパクトになっている。
対してRAW画像は、劣化が無い分データが非常に重たくなってしまうんだね。
例えば上の写真で言うと、JPEGが2.3MBに対して
RAWは11MB超えと、なんと5倍近いデータとなってしまっていた。
ま、この事を見越して、クラス10の32GBという
高速で大容量のメモリーカードを買っておいたんだけどね(*ゝー・)b
バカスカRAW画像で記録をしたかったっんだよねぇ~♪
というわけで、
使えば使うほどPowerShot S95買って良かったと思う、今日この頃でした~(*^―^*)v
色再現性で問題になるのは、「色温度」。それさえ後でRAWで撮って置けば「修正可能」ですが、数が多くなると大変です、思い出せなくなったりして。
あとはモニターの色情報の補正を定期的にしたり市内と画面も変化(劣化)して行きますし、「見たまま」を記録し、それを再現してこそ一連のプロセスが終了するわけですね。
RAWって、素晴らしいですよね。まさに「見たまんま」ですから。後は、「レンズの補正」をかけれれば
完璧に「見たまんま」だと思います。
そのためにDxO Optics Proなんかを私は使っていますが、このソフトで修正可能な「ドンピシャリ」のカメラやレンズ以外で撮った時には、アドベのフォトショップの「レンズ補正」をマニュアルで操作しています。
写真は「奥が深い」ですよね。だからこそアマの実力がかさ上げされると、プロもがんばらないとその差が縮まってしまうんですけど。
黒さんの場合は、「画力」が猛烈だから、そのセンスで写真を撮れる、多分「頭の中のイメージに近ずける」為の道具がカメラなんだと思いますが。
いつか、道具を一新したいと思いつつ、結構交換レンズの関係で他のメーカーに飛べない悩みを引きずっていますが、「コンデジ」は一デジに比べると「自由度」が高いですな...