ドレスアップ
「あ~ん。どれにしよ~」
ドレッサーの前に座り、真珠やダイヤなど宝石が散りばめられたいくつもの髪飾りを着けたり外したりしてわたしは悩んでいた。
クローゼットから出したドレスもまだベッドに広げっぱなしだ。
早くしないと間に合わない。
ネックレスや指輪も見なくちゃいけないのに。
「まだやってるのか」
ドアが開き、呆れた顔のパートナーが顔を出す。
「ねえ? どれが似合う?」
「バカかお前。全部バッグにぶち込め。さっさとしねえと旦那が帰ってくるぞ」
「わかってるわよ、もうっ。女心わかんない人ね」
わたしはドレッサーの前から立ち上がり、腹から血を流して倒れている女を跨ぐと金目の物を全部ボストンバッグに詰め込んだ。
ビックリ
いつもありがとうございます。
感想をいただくと嬉しいのと同時に足りないものが見えて改稿するのにとても助かります。
ところで、私もワンちゃんを飼っているのでraburinさんのブログを楽しく拝見させてもらってます。ただパソコンで見ているので「いいね」が出来ず残念です(T▽T) でも、お邪魔させていただく度、心で「いいね!」してるのでお許しを(≧◇≦)>
どれも楽しく読ませて貰ってます🎵
ワンちゃんいるのですか?私は犬ネタばかりですが見て頂いてありがとうございます