くっしーの徒然日記

また、114mm反射を買った

114mm反射を主に星団などのメシエ天体に観測に使っているが、
アイピースサイズが24.5mmで、低倍率でも、もう一つ視界が狭い。
そんな訳で、アメリカンサイズの接眼部が欲しいなと思って
いる所へ、それっぽい114mmF8反射がオクに出ていたので、
そこそこ安く落札した。

KenkoのスカイドリームMK-800と言う機種。3,900円で落札。
主鏡の程度は判らなかったけど、接眼部と、鏡筒バンド、
三脚辺りが使えれば何とか元が取れるかな。

到着して開けてみると、そこそこくたびれ気味の鏡筒が出てきた。
鏡筒は、アリミゾ・アリガタシステムでの取付になっている。
おお、これが噂に聞くアリガタシステムか。今度参考にして、
自作してみよう。


中を覗くと主鏡は、それ程汚れは無いが、周辺1cm位の所は
曇って、白くなっている。斜鏡も外周数mm位は曇ってるかな。


こりゃ早々に分解掃除が必要か、、、掃除して使えれば良いけど
駄目なら今の114mmの主鏡と交換かな。

取りあえず接眼部から中を覗くと、主鏡の押さえ爪までギリギリ
見える。斜鏡の押さえ爪は、New-KDS76-700と同様にでっかいのが
一つで押さえている。これも何とかしたい所だ。


三脚はオクの写真では判らなかったが、以外に細い。
9cmのコスモウイングの三脚が幅70mm、カスタムの木脚が65mm
だったのに、こいつは55mmと細い。シグナスの6cmの木脚並だ。


9cmと同程度の三脚を期待していたから、これはちょっと誤算。
やっぱり最近の製品だから昔の9cmの時代に比べてコスト
ダウンが進んでるか。


三脚の開き止めのプラスチックも壊れている。これも又修理
しなければ。

アリミゾ部分も、さすが中国製のダイカスト製品らしく、
取り付け面が変に凸凹している。まあ、ガタつかなければ良いけど。


赤道儀は、簡単に見た感じではそれ程ガタは無いように見えるが
微調ノブが反対側には付けられない構造だから、角度によっては
鏡筒と干渉しそう。赤径つまみの反対側に大きめのつまみのような
歯車のような物が付いてるけどこれなんだろう?近辺に付いてる
レバーの様な金具もどう使う物か良く判らないな、、、、、
どなたか教えて下さい。


今日の所は、オクで落とした、アメリカンサイズのアイピースが
まだ届いてないので、現状でどの程度見えるかのトライは、
取りあえずお預け。


しかし、日に日に私の寝室が望遠鏡の林に成ってきたな、、、

でもって、翌日にオクで落とした31.7mmのPL25mmと10mmが届いたので
早速、今までのビクの114mmと比べてみる。ちなみにMKの方は三脚が
壊れているままなので、そっと立てての観望。

まあ、三脚が壊れてる状態なので、揺れるのはちょっと置いておいて
先ずは、広視界で見たかったプレアデス。Kenkoの他機種の標準付属
PL25mmだが、やはり視界は予定通り広い。肉眼で見える6個の星を
中心に入れて、その周囲にスペースが有って、狙い通りの視界に
なってる。次にオリオンの小三ツ星。これも、一つの視界に余裕で
入る。この辺は思った通りの視界が得られて満足。ただ、主鏡も
斜鏡も周辺が汚れているせいで、明るさは今までの114mmより暗い。
これは早い所掃除したい所だ。

後、中国製の赤道儀だが、三脚のせいもあるけど、なんかグラグラ
するし、向きによっては微動ノブに当たってしまうので、ノブを
外すと、赤経はつまみが反対側に付いているから回せるが、赤緯側は
つまみがないから回せない。少し動かしている内に、赤緯側が微動が
動かなくなってしまった。なんかギアがうまく噛み合って無いみたいだ。

と言う事で、翌日赤道儀をバラしてみる。まずは三脚ヘッドの所の
プラスティックが上手くはまっていないのを発見。どうもプラの円盤の
サイズが合って無くて、はみ出している。


しょうがないので外して、プラスティックを
削って正しく収まるようにした。赤道義は、ウオームギアがずれてる
ようで、位置を修正。また、赤緯側の軸を止めるネジが緩んでいるので
テンションを調整して良い位置にネジ止め。


壊れている三脚を治すのが面倒なので、取りあえず、先日オクで
手に入れた、ミザールのAR赤道儀に付いていたと言う木製三脚に
取り付けてみる。ちょっとポジションが高めだが、まあまあ、がっしり
している。赤道儀も遊びが無くなっていい感じ。ついでに赤緯側の
微動ノブの反対側のエンドにつまみをネジ止めして、ノブを取っても
回せるようにした。


でもって、夜にまた外に出して覗いてみると、赤道儀はなかなか
良くなった。三脚がしっかりしているせいもあって、余り揺れなく
なったかな。微動もまずまず。ちなみに極軸合わせは、他の赤道儀同様
だいたい、望遠鏡と極軸の方向を合わせて固定しておいて、望遠鏡で
覗いて北極星を導入して極軸の仰角を合わせて、その後実際の
観望場所に移動してだいたい北に望遠鏡を向けてから、見たい星に
合わせる方法。まあ、段々ずれては来るけど、眼視なら充分実用に
なるレベル。

でもまだ、向きによって、赤緯軸の固定のネジつまみの頭と、増設した
つまみが干渉する所が少しあるが、まあ、許せるレベルには成ったかな。

後は、早い所、掃除して明るくしたい所である。

2011.2.15~19(4/14)
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