シリーズの記事と、そのきっかけと成った『Nikon 8cmの世界』が紹介
されていた。
記事を見ると、かなりISO感度の高いコンデジでの手持ち撮影が行われている。
これならうちでも出来るんじゃないか?と思い、我が家のジャンクデジカメを
よく調べてみたら1台だけISO3200まで使える機種があった。
↓PentaxのOptioM30だ。
後は1600のFinpixZ2/Z3、カシオは800止まり。
M30は昔、CCDにゴミの影が出るジャンクとして1,500円で買ったが、
入手時には、どれがゴミかさっぱり判らなかったので、何もせずに
そのまま使用していた物。(よってブログに修理記事無し)
スーパーマクロ機能が有るので基板の撮影にも使えると思い会社に
置きっぱなしにしていた物。
取りあえずいじってみると、マニュアル露出は出来ないが、
夜景モードで4秒露出まで可能みたいだ。
早速、望遠鏡に取り付けて、撮ってみる。
先ずは土星?こちらは、高感度でシャッターを開く時間が短じかく
成れば、追尾無しでもぶれないのではと挑戦。
SG90 D:90 f:1000 Or7mm M30 ISO3200 S:1/15s F:4.9 f=13.3mm
がしかし、土星が全体の画面の中で小さい為、露出補正をしても
少し明るすぎてなんだか今一つ。ピントは、合ってる様な、
合ってない様な、微妙な感じ、、、、
次にM42オリオン大星雲に挑戦。4秒露出だとかなり星が流れる。
Action1000/D:114 f:915 AH40mm M30 ISO3200 S:4s F:4.4 f=11.3mm
1秒ぐらいにしたいが露出補正を-2までしても4秒のまま。
試しに赤経軸を、ブラインド状態で、感でこんな物かと回してみる
Action1000/D:114 f:915 AH40mm M30 ISO3200 S:4s F:5.5 f=16.3mm
ちっとはマシになったが、なかなか難しいしノイズがひどい。
試しにISO1600に落として撮ってみるとノイズはだいぶましになったが
今度は星雲感が今ひとつ。
Action1000/D:114 f:915 AH40mm M30 ISO1600 S:4s F:5.5 f=16.3mm
ISO1600の4秒なら、ISO400の15秒と同等のはずと考えて、
先日のパワーショットを持ってきて、15秒をブラインド追尾してみる。
Action1000/D:114 f:915 AH40mm PS A75 ISO400 S:15s F:2.8 f=5.8mm
う~ん、だいぶオリオン星雲らしくなってきたかな??でも、15秒も
ブラインドで追尾するのは難しい。どうしても流れてしまう。
ただ星雲の感じは、こちらの方が赤く写ってて良い出来だ。
残念ながら古い機種だからISO400でもノイズが多いけど。
2011.3.8(4/17)
補足:後で気がついたが、M30で撮った時は、少しズームを効かせていて
F値がかなり暗くなってるので、同じ広角一杯(F2.8)にすれば光量で
4倍になるから、A75より良く撮れたかもしれない、、、、
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