今週末(27~29)は、そこそこ晴れ空が見えている様で、遠征に行きた
かったのだが、23日に車検に出したら、ちょっとしたトラブルで、
今週末は車が使えなくなって、遠征できなくなってしまった(泣)
と言う訳でもないが、先週末に、PowerShotS90が動く様になったので
実際にコリメート撮影で使う時にダーク減算を後から行って綺麗に
処理できるか?についてCHDKでRAWパラメータの中のダーク減算を
off↓にしてテストしてみた。

それとS90は、元からRAWでの出力が可能なので、この辺りの状況も
確認しておく必要がある。
先ず今までIXY30Sでは使えなかった、2分露出(ISO3200、露出128秒)
でダーク減算有り、無しでJPEG+RAW記録にて数枚ずつ撮影。

ダーク減算無しだと盛大にかぶりが見られる。ダーク減算を行った方は
128秒でも問題ないレベルで減算処理されている。
次にYIMGに、ダークファイルとして、減算無しのRAWファイルを読み込み
同じ画像をライトフレームとして読み込むと、ちゃんとダーク減算して
黒い画面になった↓

YIMGはダークファイルを4枚まで指定できるので、減算無しで撮影した
1枚目から4枚目までのRAWファイルをダークとして登録して、5枚目の
減算なしのRAWファイルをライトフレームで読み込んでみた↓

どうも、これだとうまく行かないような感じである。
試しにダークファイルは1枚だけにして、ダークとは違うRAWファイルを
ライトフレームで読み込んでも症状は同じであった。
う~ん、うまく減算できてない感じだな、、、、
試しに、減算ありのRAWファイルをYIMGに単独でライトフレーム
として読み込んでみると、JPEGファイルと違って、
ちゃんと黒くなっていない↓

あれ、うまくRAW現像?できてないって事??
試しに、S90に付属のSOFT『DPP』で読み込んでみるとちゃんと黒く見える

YIMGで見た画像と比べると、どうも各ピクセルのデジタル情報を色情報に
変換する時の係数?が有ってない?或いは、各色のピクセルの補完の
仕方が違う?いずれにしても、DPPで読んだ時と、各色の見え方や
そのレベルがうまく合っていない感じに見える。キャノンの専用SOFTと
汎用SOFTによるデフォルト設定の違いなのだろうか?
YIMGには、『RAW現像設定』と言うのがあって、各色毎にレベルやガンマを
設定できるようである。↓

この辺りを調整すれば、ダーク減算有りのRAWファイルが、DPPと同じ様に
黒く見えるのだろうか?こいつを設定した状態でならダーク減算は
うまく行くのであろうか?
先ずはRAW現像設定を色々試してみて、それからだな。
DPPでダーク減算出来る機能が有れば速いのだが、、、、
という事で、現時点でダーク無しの盛大な色かぶりの画像では、バック
グランド補正をするにしても、かなりの色情報が失われそうなので、
うまくYIMGでダーク減算が出来るようになるまでは、S90での撮影は
ダーク減算有りでやらないと駄目かな。
しかし、露出時間が長くなればなるほど、ダーク減算は後でまとめて
やりたい所なのだが、今しばらくは我慢するしかないか。
ちなみに、S90のダークでのかぶり具合は、910ISの物と比較的似ている。
A570もダークを撮影してみた↓が、同じ様な感じのかぶり具合である。

IXY30Sは、これらとは違う感じのダークノイズである。
感度も露出秒も異なる(比較的よく使う設定でテストした)ので
一概には言えないが、傾向が全く異なる感じである。
この辺の違いは、ひょっとして撮像素子がCCDとCMOSで違うから
起こっているのであろうか?それとも単に機種の違いなのだろうか?
素子の違いだとすると、S100はCMOSになるから、ノイズは少なめに
なるだろうか?ちょっと期待しておこう。
2012.1.22(1/29)
かったのだが、23日に車検に出したら、ちょっとしたトラブルで、
今週末は車が使えなくなって、遠征できなくなってしまった(泣)
と言う訳でもないが、先週末に、PowerShotS90が動く様になったので
実際にコリメート撮影で使う時にダーク減算を後から行って綺麗に
処理できるか?についてCHDKでRAWパラメータの中のダーク減算を
off↓にしてテストしてみた。

それとS90は、元からRAWでの出力が可能なので、この辺りの状況も
確認しておく必要がある。
先ず今までIXY30Sでは使えなかった、2分露出(ISO3200、露出128秒)
でダーク減算有り、無しでJPEG+RAW記録にて数枚ずつ撮影。

ダーク減算無しだと盛大にかぶりが見られる。ダーク減算を行った方は
128秒でも問題ないレベルで減算処理されている。
次にYIMGに、ダークファイルとして、減算無しのRAWファイルを読み込み
同じ画像をライトフレームとして読み込むと、ちゃんとダーク減算して
黒い画面になった↓

YIMGはダークファイルを4枚まで指定できるので、減算無しで撮影した
1枚目から4枚目までのRAWファイルをダークとして登録して、5枚目の
減算なしのRAWファイルをライトフレームで読み込んでみた↓

どうも、これだとうまく行かないような感じである。
試しにダークファイルは1枚だけにして、ダークとは違うRAWファイルを
ライトフレームで読み込んでも症状は同じであった。
う~ん、うまく減算できてない感じだな、、、、
試しに、減算ありのRAWファイルをYIMGに単独でライトフレーム
として読み込んでみると、JPEGファイルと違って、
ちゃんと黒くなっていない↓

あれ、うまくRAW現像?できてないって事??
試しに、S90に付属のSOFT『DPP』で読み込んでみるとちゃんと黒く見える

YIMGで見た画像と比べると、どうも各ピクセルのデジタル情報を色情報に
変換する時の係数?が有ってない?或いは、各色のピクセルの補完の
仕方が違う?いずれにしても、DPPで読んだ時と、各色の見え方や
そのレベルがうまく合っていない感じに見える。キャノンの専用SOFTと
汎用SOFTによるデフォルト設定の違いなのだろうか?
YIMGには、『RAW現像設定』と言うのがあって、各色毎にレベルやガンマを
設定できるようである。↓

この辺りを調整すれば、ダーク減算有りのRAWファイルが、DPPと同じ様に
黒く見えるのだろうか?こいつを設定した状態でならダーク減算は
うまく行くのであろうか?
先ずはRAW現像設定を色々試してみて、それからだな。
DPPでダーク減算出来る機能が有れば速いのだが、、、、
という事で、現時点でダーク無しの盛大な色かぶりの画像では、バック
グランド補正をするにしても、かなりの色情報が失われそうなので、
うまくYIMGでダーク減算が出来るようになるまでは、S90での撮影は
ダーク減算有りでやらないと駄目かな。
しかし、露出時間が長くなればなるほど、ダーク減算は後でまとめて
やりたい所なのだが、今しばらくは我慢するしかないか。
ちなみに、S90のダークでのかぶり具合は、910ISの物と比較的似ている。
A570もダークを撮影してみた↓が、同じ様な感じのかぶり具合である。

IXY30Sは、これらとは違う感じのダークノイズである。
感度も露出秒も異なる(比較的よく使う設定でテストした)ので
一概には言えないが、傾向が全く異なる感じである。
この辺の違いは、ひょっとして撮像素子がCCDとCMOSで違うから
起こっているのであろうか?それとも単に機種の違いなのだろうか?
素子の違いだとすると、S100はCMOSになるから、ノイズは少なめに
なるだろうか?ちょっと期待しておこう。
2012.1.22(1/29)
JPEGの8bitに比べると、画像処理しても階調飛びが発生しにくいので、良い結果が期待できます。
ダーク減算できるソフトは限られていますが、私がよく使っているDeepSkyStackerも、PowerShot S90のRAW画像に対応しているようです。
もしYIMGでうまくいかない場合は、こちらを試してみるのも良いと思います。
階調が多いと言うことは、かぶり補正して、残った階調幅の狭い画像(色の薄い画像)の階調を広げ易くなるって事ですね。うまく使えるようになったら、かなり期待が持てますね~!
それと、DeepSkyStackerは、S90のRAWにも対応ですか。YIMGは、最新のS100は対応って書かれてるんですが、S90やS95は対応とは書かれてないんですよね。読み込みだけは出来るようですが。
頑張ってDeepSkyStackerも試して見たいと思います。