くっしーの徒然日記

少し下がってきた?(NGC3938)

GW後半の5月4日の遠征で、NGC3726の撮影に2時間あまり掛かってしまい、時計の針は既に11時を回っていた。お陰で、北斗七星もだいぶ高度が下がってき始めた。

だいぶ高度を下げてきたが、まだ行けるだろうと思い、次のターゲットは、同じくおおぐま座のNGC3938に、鏡筒を向けてみた。


【↑NGC3938 おおぐま座の渦巻き銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x15コマ Noise減算:ON
撮影場所:静岡県小山町須走口五合目 撮影日:2013/5/4 23:33-25:01
PITで補正→YIMGでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーン
カーブ・39%にトリミング(35mm版換算5743mm相当)・サイズ調整

NGC3938は、10.4等級、5分角の大きさのフィエイスオン銀河である。先のNGC3726に比べると、同じ程度の明るさで少し小さいサイズと言うことになる。

今回の撮影では、フェイスオンの渦巻く腕が何とか写ってくれて、その外側に淡く広がる部分も、一応写ってくれたようである。

ただ、NGC3726に比べて、幾分腕の写りもその外側の淡い部分も少し写りが薄いようであるが、元々この程度の差があるのか、はたまた、高度が下がってきた事で、多少透明度が落ちてコントラストが低下したせいであろうか。

まあ、10等台のこのサイズの銀河は、なかなか今のうちのシステムではハッキリととらえるのが厳しい物が多いが、なんとかその構造まで写ってくれている感じであろうか。

2013.5.4-5(6/2)

コメント一覧

くっしー
kameさん、こんにちは。

そうですねM101によく似ていると思います。
今回の遠征では、だいぶコンポジット枚数は稼げるようになってきました。まだ完全ではありませんが、だいぶ赤道儀の調子が良くなってきた感じです。
kame
NGC3938って、M101とそっくりな形の、綺麗なフェイスオン銀河なんですね。

今回もコンポジット枚数がまずまず稼げたご様子で、10等級の銀河の淡い構造が確認できます。(^^

今回もネット上にも冷却CCD組で少しだけ作例がある程度の超マイナー銀河。(^^;
これだけ写れば文句なしですね。(^^
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