サカつくEUプレイ日記「トレントミラノ全面抗争編」。2018-2019シーズン、4年連続5度目の優勝を決めたトレントCalの総集編です。
①チーム成績
・セリエA 優勝(4年連続5度目) 38試合27勝8分3敗(勝点89) 得点65失点27(得失点差+37)
・プライムカップ ベスト4
・ヨーロピアンリーグ 準優勝
②セリエA個人成績・・・名前・国籍・背番号・ポジション(プレイスタイル)・年齢・在籍年数・出場試合数/得点/アシスト/評価点 ()はリーグランキング順位
バイア PRT 1 GK(オーソドックス) 25歳 6年目
32試合/0得点/0アシスト/5.7点
フレイ FRA 12 GK(オーソドックス) 38歳 3年目
6試合/0得点/0アシスト/6.3点
マルディーニ ITA 3 DF(守備的サイド) 25歳 5年目
31試合/5得点/2アシスト/6.2点(16位)
コスタクルタ ITA 5 DF(センターバック) 22歳 3年目
31試合/1得点/2アシスト/5.9点
ベルガメッリ ITA 13 DF(センターバック) 31歳 13年目
14試合/0得点/2アシスト/6.0点
メルテザッカー GER 17 DF(センターバック) 33歳 9年目
36試合/1得点/2アシスト/6.0点
マテラッツィ ITA 23 DF(ストッパー) 19歳 4年目
32試合/5得点/0アシスト/5.6点
ソラーノ PER 4 MF(サイドアタッカー) 22歳 5年目
32試合/6得点/3アシスト/6.0点
G・コスタ ITA 7 MF(プレイメーカー) 28歳 10年目
15試合/3得点/0アシスト/5.8点
リッカート NED 8 MF(セントラルMF) 27歳 4年目
36試合/1得点/7アシスト(4位)/5.9点
カーレンベルグ DEN 10 MF(サイドアタッカー) 34歳 9年目
31試合/2得点/8アシスト(2位)/6.0点
ネリーノ BRA 13 MF(サイドアタッカー) 21歳 5年目
37試合/0得点/2アシスト/5.9点
タラダリ ITA 14 MF(ダイナモ) 27歳 9年目
32試合/4得点/3アシスト/6.0点
レコバ URY 20 MF(プレイメーカー) 20歳 4年目
34試合/2得点/3アシスト/5.7点
ビセンテ SPA 24 MF(切り込み) 17歳 1年目
6試合/0得点/0アシスト/5.7点
ベーラミ SUI 85 MF(守備的サイド) 33歳 2年目
18試合/0得点/0アシスト/5.6点
ラゾビッチ SCG 9 FW(飛び出し) 34歳 11年目
20試合/5得点/2アシスト/6.0点
ショーリー ITA 11 FW(センターフォワード) 26歳 7年目
36試合/17得点(2位)/8アシスト(2位)/6.2点(13位)
ルーニー ENG 18 FW(アタッカー) 33歳 7年目
27試合/10得点(8位)/3アシスト/6.2点
③総評
開幕から3月まで2位に甘んじていたが、ACミランとの直接対決を制し、首位の座を奪取。最終節、パレルモ戦では奇跡の逆転劇を演じ、見事セリエA4連覇の快挙を達成した今シーズンのトレントCal。3年連続の得点王こそ逃したが、17得点を挙げたショーリーら中堅選手の活躍もさることながら、逆転優勝の最大の立役者となったのはやはりベテラン勢と言えるだろう。
コスタクルタら若手DFを引っ張ったメルテザッカーにチームトップタイの8アシストをマーク、パレルモ戦では同点ゴールを挙げたカーレンベルグ。そして、昨シーズンからの好調を維持し、完全復活を遂げたルーニー。ロナウジーニョら若手主体の2位ミランに経験値の差を見せ付ける形となった。また、ヨーロピアンリーグこそ準優勝に終わったが、例年よりも少数精鋭で二つのコンペティションに臨み、結果を残せた要因としてタラダリとリッカートを中盤の底に据えた4-4-2Bシステムの完成度の高さも挙げられるだろう。
④新シーズンメモ
・過去セリエA2度の得点王とヨーロッパ年間得点王の実績を持つセルビア・モンテネグロ代表FWラゾビッチの退団が確定。背番号9の継承者に注目が集まる。
3年連続得点王こそ逃したが、チームトップの17得点と8アシストをマークし、年間ベストイレブンに選出されたトレントCalの貴公子、ショーリー。
左サイドからダイレクトクロスを放つカーレンベルグ(写真左手前)。昨シーズンに続き、今シーズンも左サイドを務め、チームトップタイの8アシストをマーク。ポジションを移しても背番号10の技巧は衰えを感じさせない。
ショーリーと2トップを形成し、10得点をマークしたルーニー(写真中央)。イングランドの至宝は再び輝きを取り戻した。
最終節パレルモ戦で、見事な逆転劇を演じ、スクデットを掲げるキャプテンのタラダリ(写真中央手前)。トレントCal史上に残るスペクタクルな一戦となった。
コスタクルタら若手を加えた最終ラインを牽引したメルテザッカー(写真中央奥)。昨シーズンを上回る26失点を献上したが、リーグトップクラスの守備力を誇れたのも百戦錬磨のベテランの存在は大きい。
出場機会を求めてシーズン途中にミランへ移籍したサヒンに続き、来シーズン、ブンデスリーガへの復帰が内定したラゾビッチ(写真右)。トレントCalに数々のゴールをもたらした9番はキャリアの最後にグランドバッハを選んだ。
FCバルセロナやブレーメンら高い攻撃力を誇るビッグクラブを得意のカウンターサッカーで粉砕。ヨーロピアンリーグではエース・ショーリー(写真中央)を中心に快進撃を続けたトレントCalであったが、後一歩の所で悲願をヨーロッパ制覇を逃したことが悔やまれる。