サカつくEUプレイ日記、本日はトレントCalのカペール監督の解任とカーレンベルグ新監督の就任、そしてトレントCalのオーナー、クワヒロ・バラーナの辞任会見の模様をお送りしたいと思います。
記者A:「クワヒロ・バラーナさん、今シーズン限りでカペール監督を解任して後任にクラブOBでユース監督のカーレンベルグ氏が新監督に指名され、そして御自身もトレントCalの会長職を辞任されるとのことですが、その理由をお聞かせください。」
クワヒロ・バラーナ(以下ク):「、、、。」
記者B:「やはり、セリエA10連覇を逃したことが原因ですか?それとも3度目のヨーロピアンリーグ制覇を逃したことですか?」
ク:「、、、、。」
記者C:「やはりエストデーラ氏のFCトレントにスクデットを奪われたことが原因ですしょうか?」
秘書のジャクリーヌ・ミシュレ:「クワヒロさんにはあの人のクラブにだけは負けないでくださいと散々忠告していたのですが、、、、。」
ク:「、、、、。」
記者D:「今シーズンのトレントCalが無冠に終わった原因は補強の失敗だとお考えでしょうか?また、スピアジオをFCトレントに放出したことは失敗だったと思いませんか?」
強化担当部長のロベルト:「スピアジオの放出に私は反対だったのですが、クワヒロさんがFCトレントに移籍させろとおっしゃるもので、、。」
ク:「、、、、。」
記者E:「シーズン序盤に1トップを採用しましたが、システム変更が失敗だったと思われますか?」
ク:「、、、、。」
カペール監督(以下カペ):「私は2トップと3トップは得意ですが、1トップは得意じゃないんですよ。それを無理矢理オーナーに強要されて、、、。」
ク:「、、、、。」
記者E:「アントニオーロのトップ下起用は失敗だったと思いますか?」
カペ:「ぶっちゃけFWで起用した方がベストだと思います。もっともアントニオーロ本人は不満を漏らしていましたが、、、。」
カーレンベルグ新監督:「私の来シーズンの構想としましては、フォーメーションは1トップにトップ下を2枚置く3-6-1Bを採用したいと思っております。アントニオーロは1トップのトーニの背後の2枚トップ下の一角で起用し、よりゴールに近い位置でプレーさせたいと考えております。」
記者A:「先程の名前が挙がりましたが、アントニオーロやD・イェルセンら若手への世代交代も失敗だったと思いますが、いかがでしょうか?」
ク:「、、、、。」
記者B:「会長の在職期間が19年ってちょっと中途半端じゃないですか?」
クワヒロ・バラーナ「(涙をこらえながら)6年間、、、じゃなかった、19年間、トレントCalのオーナーを務めましたが、誰が何と言おうとイタリアで一番カッコいいサッカークラブだと思います。(中略)フォークのバンドじゃねえんだからジメとすんなよ、似合わねぇと思うか?」
記者全員「、、、。」
クワヒロ・バラーナ「最後に、ビシっと送るぜ!ドリーミン!!」(ここからボウイの♪Dreamin' をカラオケで歌い始める)
全員「、、、。」
以上、分りにくい記者会見の模様をお送りしましたが(苦笑)、最後にトレントCalが獲得したタイトルを振り返ると共に、トレントCalの歴代ベストイレブン+5を選んでみようと思います。
まず、2006~2025シーズンでトレントCalが獲得したタイトルは、
・セリエA:10回
・プライムカップ:4回
・ヨーロピアンリーグ:2回
・ヨーロピアンスーパーカップ:2回
・アフリカクラブカップ:1回
です。スクデットを10回獲るとリアルのイタリア・セリエAではユニフォームに星マークが付きますから十分だと思います。また、ヨーロピアンリーグを2回制覇し、クラブランキングでも1位になりましたが、リアルのクラブW杯みたいな世界一のクラブを決める大会に参加できなかったことが悔やまれます。リアルのUEFAカップにあたるヨーロピアンカップのタイトルが必要だったのかどうか分りませんが、こればっかりはわざとセリエAの順位を下げてヨーロピアンカップに出場する訳にも行かず、トライすることができませんでした、、、。
続いて、ベストイレブン+5を発表したいと思います。フォーメーションはもちろんトレントCalの基本とも言える4-4-2Bで、名前の後ろの()に国籍と主なプレイスタイルを表記したいと思います。
GKはやはりバイア(PRT/オーソドックス)。個人的にリアルのバイアはバルセロナ時代の長髪で寡黙な雰囲気のイケメンだったと記憶しているのですが、サカつくEUでは写真の通り、坊主にヒゲ面で陽気な守護神でした。
次にDFです。
まず、右サイドバックはコスタクルタ(ITA/センターバック)。本職はセンターバックですし、プレイスタイルも同様でしたが、両サイドバックの片翼はどちらかと言うと守備よりなサイドバックを配置したいと思っていたのですが、その期待に見事応えてくれたと思います。移籍金0円で獲得できたのも大きかったです。
センターバックの一枚はもちろんメルテザッカー(GER/センターバック)。守備はもちろん、長身を生かしたヘディングでヨーロピアンリーグの決勝戦では試合終了間際に途中出場から決勝ゴールをマークし、2度目のヨーロピアンリーグ優勝に貢献。個人的にかつてのミランのバレージやバルサのクーマン、最近だとマンUのファーディナンドやチェルシーのテリーなど偉大なチームの最終ラインには核となる優秀なセンターバックが不可欠だと思うのですが、トレントCalではメルテザッカーだったと思います。
もう一枚のセンターバックはセリエB時代から戦ってきたマイナー選手ですが、2016-2017シーズンにメルテザッカー(写真右)とペアで敵の攻撃をリーグ最小失点記録となる14失点に抑えたベルガメッリ(ITA/センターバック、写真左)。ヨーロピアンリーグを制覇するためによりメジャーで優秀なDFを獲得したいと言う訳で放出してしまったことが今でも悔やまれます。
左サイドバックはもちろんマルディーニ(ITA/守備的サイド)。トレントCalの最終ラインのメンバーは割りとコロコロ変わりすぎだったと思うのですが、成績を残しながらもそれが可能だったのはメルテザッカーにマルディーニが最終ラインに君臨していたからだと思います。
続いてMFです。
まず中盤の底、センターハーフ(ボランチ)の一枚はリッカート(NED/セントラルMF)。リッカート加入後にトレントCalが獲得したタイトルの数を考えるとベストイレブン入りは当然だと思います。サカつくシリーズで所謂ミランのオランダトリオを獲得するのは初めて、かつトレントCalがカウンター志向に対し、リッカートはポゼッション志向だったので正直不安だったのですが、期待以上でした。
もう一人のセンターハーフはもちろんタラダリ(ITA/ダイナモ)。個人的にセンターハーフを2枚並べる場合、1枚は守備専業、もう1枚は司令塔タイプが理想で、マルチなリッカートとタラダリのペアはその役割を状況に合わせて分担しながら見事にこなしてくれたと思いますし、それはタラダリが掲げたトロフィーの数が表していると思います。加えて、タラダリはキャプテンシーも発揮し、トレントCalの闘将またはバンディエラ(イタリア語で旗頭、象徴的な存在の意)だったと思います。
右サイドハーフはちょっと悩みましたが、ここはネリーノ(BRA/サイドアタッカー)を選出したいと思います。右サイドバックで起用していた頃はトレントCalの基本戦術がカウンターだっただけに正直そこまで目立った存在ではなかったのですが、右サイドハーフへコンバート後、高精度の右足のキックを武器にゴールを演出。トレントCal後期のサイドアタックに不可欠な存在でした。また、外国籍ですが、トレントCalのユース出身と言うことで思い入れもあります。
ネリーノが右サイドハーフに入れたので、トレントCal3代目10番、カーレンベルグ(DEN/サイドアタッカー、写真右奥)は左サイドハーフで選出。ヨーロピアンリーグ制覇こそ達成できませんでしたが、セリエA得点王1回にセリエAアシスト王4回を誇るカーレンベルグはトレントCalの歴史に名を残す偉大なアタッカーだと思いますし、もっとも10番に相応しい選手だったと思います。そして、セリエA9連覇とヨーロピアンリーグを2回制覇したカペール監督の後任はクラブOBで、アシスタントコーチとユース監督も務めたカーレンベルグしかいないとも思います。
そしてFWですが、ここもかなり悩みました。
まず、ファーストトップはクラブ史上最多の1シーズン30得点の記録とセリエA得点王2回、ヨーロッパ年間得点王3回を誇るトーニ(ITA/ポストプレイヤー、写真手前)。リアルでは遅咲きのストライカーでしたが、ゲームでは17歳でプレミアリーグ得点ランキングの3位に入り、トレントCal史上最高額となる50億円の移籍金で獲得。3年間の海外修行を経て、トレントCalがヨーロッパに誇る大砲へと成長したと思います。ちなみに最近攻略本を読んで知ったのですが、能力値はSよりもAばかりで、思っていた以上に低かったです。
そして、トーニと2トップを組むセカンドトップは黄金の左足を持つ”トレントCalの貴公子”ショーリー(ITA/センターフォワード、写真中央)。ゴール数はもちろん、クラブ史上唯一のセリエA年間MVP受賞者であることが選出のポイントになりました。2024-2025シーズンはわずか1得点に終わりましたが、できればトレントCalでキャリアを終えて欲しいと思います。
残難ながらベストイレブンから漏れてしまったベンチ入りの5人ですが、
1人目はバランスを考えてGKのシェファー(GER/オーソドックス)。クラブの歴史が浅い初期に守護神としてはもちろんキャプテンとしてもチームを支えてくれました。
2人目はクラブOBで現在アシスタントコーチのパスクァルとどうっちにしようか迷いましたが、スーパーサブとしても活躍したDFのマテラッツィ(ITA/ストッパー)。高い得点力を発揮してくれましたが、守備でも2023-2024シーズンにレギュラーとして2016-2017シーズンにトレントCalが記録したリーグ最小の14失点に次ぐ16失点に敵の攻撃を抑えてくれました。
3人目はトレントCalユース出身で4代目の背番号10、MFのG・コスタ(ITA/プレイメイカー)。マイナー選手ですが、10番を背負うだけの活躍ぶりだったとも思いまし、やはり生え抜きの選手には愛着が沸きます。
4人目はFWのラゾビッチ(SCG/飛び出し)。クラブ史上最初のセリエA得点王ですし、クラブ史上初タイトルとなったアフリカクラブカップ制覇にも貢献したCFは外せません。
ラストを飾るのは”イングランドの至宝”ことFWのルーニー(ENG/アタッカー)。4-4-2Bシステムで2トップのセカンドトップ(加えて中盤下がり目)にはR・バッジョやゾラ、デルピエーロやトッティといったストライカー型ファンタジスタを配置したいと思ってゲームをやってましたが、プレイ内容的にはルーニーがその役割を見事にこなしてくれていたと思いますし、トーニが活躍する前であればベストイレブンに選出していました。
2006年の7月から2年半に渡ってお送りしたトレントCalのサカつくEUプレイ日記もこれで最後。たかがゲームですが、タイトル通りプロサッカークラブを作ることが楽しめましたし、後半はいろんな意味でグダグダでしたが自分の志向するクラブが作れたと思います。最新作はDSで登場したサカつくですが、できればEUのシステムはそのままでデータを更新したバージョンをもう一度出して欲しいと思います。もちろん試合結果を見る時間は短縮して欲しいですが、、、。
そして、どれだけの人が読んでくれていたかはわかりませんが、
長い間ご愛読ありがとうございました。
あっ、サカつくEUプレイ日記を書きたくて初めた当ブログですが、「まだ終わらんよ!」と言うことでまだまだ終わりませんので、今後ともよろしくお願いします。