サカつくEUプレイ日記「ヨーロッパ頂上決戦編」。2017-2018シーズン、3年連続4度目の優勝を決めたトレントCalの総集編です。
①チーム成績
・セリエA 優勝 (3年連続4度目) 38試合27勝9分2敗(勝点90) 65得点17失点(得失点差+48)
・プライムカップ ベスト4
・ヨーロピアンリーグ ベスト16
②セリエA個人成績・・・名前・国籍・背番号・ポジション(プレイスタイル)・年齢・在籍年数・出場試合数/得点/アシスト/評価点 ()はリーグランキング順位
バイア PRT 1 GK(オーソドックス) 24歳 5年目
38試合/0得点/0アシスト/5.9点
フレイ FRA 12 GK(オーソドックス) 37歳 2年目
0試合/0得点/0アシスト/0.0点
バンチ ITA 2 DF(ストッパー) 24歳 1年目
25試合/0得点/0アシスト/6.0点
マルディーニ ITA 3 DF(守備的サイド) 24歳 4年目
37試合/6得点/4アシスト/6.4点(4位)
コスタクルタ ITA 5 DF(センターバック) 21歳 2年目
0試合/0得点/0アシスト/0.0点
ベルガメッリ ITA 6 DF(センターバック) 30歳 12年目
19試合/0得点/0アシスト/6.0点
メルテザッカー GER 17 DF(センターバック) 32歳 8年目
36試合/0得点/1アシスト/6.1点(12位)
パスクァル ITA 23 DF(守備的サイド) 34歳 11年目
9試合/0得点/0アシスト/6.3点
マテラッツィ ITA 46 DF(ストッパー) 18歳 3年目
11試合/0得点/0アシスト/6.0点
ソラーノ PER 4 MF(サイドアタッカー) 24歳 1年目
32試合/6得点/12アシスト(2位)/6.2点(10位)
G・コスタ ITA 7 MF(プレイメーカー) 27歳 9年目
12試合/0得点/3アシスト/6.0点
リッカート NED 8 MF(セントラルMF) 26歳 3年目
34試合/4得点/0アシスト/6.1点(12位)
カーレンベルグ DEN 10 MF(サイドアタッカー) 33歳 8年目
37試合/7得点/8アシスト(7位)/6.2点(11位)
ネリーノ BRA 13 MF(サイドアタッカー) 20歳 4年目
35試合/0得点/0アシスト(2位)/6.0点
タラダリ ITA 14 MF(ダイナモ) 26歳 8年目
33試合/2得点/5アシスト(16位)/6.0点
レコバ URY 20 MF(プレイメーカー) 19歳 3年目
27試合/0得点/3アシスト/5.7点
サヒン TUR 25 MF(プレイメーカー) 28歳 10年目
0試合/0得点/0アシスト/0.0点
ベーラミ SUI 85 MF(サイドアタッカー) 33歳 1年目
23試合/0得点/0アシスト/5.4点
ラゾビッチ SCG 9 FW(飛び出し) 33歳 10年目
11試合/4得点/0アシスト/6.2点
ショーリー ITA 11 FW(センターフォワード) 25歳 6年目
34試合/21得点(セリエA得点王)/7アシスト(8位)/6.5点(2位)
エスタシオ PRT 15 FW(飛び出し) 21歳 1年目
16試合/3得点/4アシスト/5.9点
ルーニー ENG 18 FW(アタッカー) 32歳 6年目
25試合/9得点(12位)/3アシスト/6.1点
スピアジオ ITA 27 FW(ムービング) 22歳 2年目
7試合/3得点/1アシスト/6.1点
アントン BRA 37 FW(なし) 17歳 1年目(1月にユースから昇格)
5試合/0得点/0アシスト/5.7点
③総評
1991~1994シーズンのACミラン以来24シーズンぶりのセリエA3連覇を達成した今シーズンのトレントCal。ヨーロピアンリーグはベスト16で敗れたものの、内容的には昨シーズンと遜色のない出来栄えであった。
偉業達成の要因のひとつがリーグトップの65得点を叩き出した攻撃陣。ヨーロッパ制覇の切り札として獲得したエスタシオがチームにフィットせず、スピアジオを欠いた序盤戦は好不調の波があったが、エスタシオに見切りをつけた中盤戦以降はスムースに機能。やや下がり目の位置から再びファーストトップに配置されたショーリーは昨シーズンを上回る自己最多の21得点をマーク。セリエA年間MVPこそ逃したが、2年連続得点王を獲得。また、中盤では右サイドからチームトップタイの12アシストをマークしたユース出身のソラーノが大ブレイクを果たし、ソラーノの台頭で左サイドにポジションを移したカーレンベルグも衰えを感じさせないプレーで攻撃陣を引っ張った。
ただ、3連覇の最大の要因は昨シーズン同様リーグ最小失点を誇る守備陣だろう。CBのメルテザッカーは相手FW陣の前に幾度となく立ちはだかり、左SBのマルディーニはDFながら6得点を挙げ、攻守両面で活躍。中盤の底でペアを組むタラダリとリッカートもチームを支え、改めて4-4-2システムをベースとした組織力と完成度の高さを見せつけたシーズンとなった。
④新シーズンメモ
・クラブ史上最高額となる移籍金50億円と期待はずれに終わったエスタシオとのトレードでプレミアリーグ得点ランキング3位に入ったイタリア出身の若手FWトーニを獲得。
2年連続得点王を獲得したショーリー(写真中央)。エスタシオとペアを組んだ前半戦はセカンドトップ、ルーニーとペアを組んだ後半戦はファーストトップで起用されたトレントCalの貴公子は昨シーズンを上回る21得点を叩き出し、3連覇の原動力となった。
年間ベストイレブンに選出され、イタリア代表にも定着したマルディーニ(写真右)と過去2シーズンの不振から立ち直ったルーニー(写真左)。
今シーズンも最終ラインに強固な壁を築いたCBのメルテザッカー(写真右)と中盤の底からチームを鼓舞したキャプテンのタラダリ(写真左)。
ヨーロッパ制覇の切り札として期待されたFWのエスタシオだったが、セリエAに馴染めず、わずか3ゴールでイタリアを後にした。
今シーズン大ブレイクを果たしたペルー代表MFのソラーノ(写真手前)。アシスト王のタイトルは逃したが、新たな攻撃の核となった。
33歳になっても衰えを感じさせないカーレンベルグ(写真右奥)。左サイドにポジションを移してもパスセンスと突破力は健在。
今シーズン、クラブ史上最高額となる移籍金47億円でラツィオからトレントCalに入団したバンチ(写真左)。及第点は与えられるが、インパクトは弱かった。