今日から屋台も出ますので、午前中にもかかわらず、外は結構な人出になっています。
婆さんが出かけてしまいましたので、私もちょっと街の様子を見に行ってきました。室町通・新町通には、すでに屋台が出ており、昨日までとは違った景色になっていました。
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夜には、この通りも一方通行になって、人で埋め尽くされてしまうので、とても出かける気分にはなりません。それだけ自分が高齢者になったということでしょう。
四条通の長刀鉾では、昨日以上に「粽、お守り」等を求める人の行列が長~く続いていました。
信号を渡っている時に、手前に「長刀鉾」、遠くに「函谷鉾・月鉾」が立ち並んでいるのが見えましたので、写真を撮ってきました。画面では、はっきりとは確認できませんが。
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四条通は、今日と明日、夕方から歩行者天国になりますので、歩くのもままならない状況になります。喧騒の中での祇園祭も良いのですが、屋台の出ない後祭の方が、祇園囃子を聞きながらしっとりとした雰囲気に浸れるので、私としては好きです。
帰りに錦小路通にある「霰天神山」の前を通ると、会所飾りが行われていましたので寄ってきました。
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「京都の大火の時、霰(あられ)と共に、小さな天神さんが降ってきて火を消した」と言う故事が、山の名前の由来のようです。
室町通に戻ると、法螺貝の音が聞こえてきました。「山伏山」に聖護院から山伏が来て、御神体の前でお経を読んだり、護摩を焚く等の行事が行われていました。
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涼しい気温の中、賑やかな宵々山の雰囲気を少し感じることの出来た散歩でした。
今日の散歩は、3,413歩。