晴れたり曇ったり、時々、風に運ばれた小雨がぱらつく京都です。師走の風は冷たく感じます。
そろそろ紅葉も見納めということで、婆さんと下鴨神社へ行くことにしました。下鴨神社の紅葉は、市内では一番遅くに見頃となる場所です。
烏丸通を上がって、京都御苑の西側にある菅原院天満宮神社に寄りました。「学問の神様」として知られる菅原道真公生誕の地とされています。孫達の成績が余りにも良くないので、藁にも縋る思いでお参りをしてきました。努力しなければご利益を頂けないことは分かっているのですが。
更に烏丸通を上がると御王神社があります。別名「いのしし神社」です。足腰の守護神として広く崇敬されています。ここには、毎年、12月に入ると来年の干支の大きな絵馬が飾られます。それを見るために立ち寄ったわけです。
来年は「子年」なんですね。御苑に入りました。散紅葉が進んでいて、晩秋の景色になっていました。
御苑を抜けて寺町通から河原町通を上がります。鴨川にかかる出町橋を渡って下鴨神社に向かいました。寒そうな鴨川の風景を望みながら。実際、寒かったのですが。
参道脇にある河合神社に入って見ました。女性守護としての信仰を集めるお社で、「美人祈願」が出来るとあって女性に大人気です。孫娘が少しでも美人に近づくようにお願いしてきました。
糺の森は紅葉がかなり進んでいて、秋の終わりを感じさせる風景でした。
南口鳥居をくぐって境内に入りました。家族や孫達が「健康で頑張ることができるよう」にしっかりお願いしてきました。今日は、あちこちでお願いするばかりです。
帰りは、再び糺の森を抜けて帰りました。紅葉に名残りを惜しむように。
河原町通で昼食を済ませ、寺町通を下がりました。丸太町通を渡って直ぐにある下御霊神社に立ち寄って見ました。先日、上御霊神社に寄りましたので、こちらにもお参りしたわけです。
直ぐ下には行願寺「革堂」もあります。千年を超える古刹で「西国観音霊場の第十九番札所」として知られています。
御池通を下がった寺町通にある本能寺にも寄りました。大火があった際、水を吐き出して被災を防いだと伝えられる「火伏のイチョウ」も黄色く色づいていました。
婆さんと寺町京極商店街を歩き、買い物をしながら家に戻りました。
紅葉の見納め散歩、良い締めができました。
今日の歩数は、16,993歩。
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