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ちょっと長めに置いた方がうまい

2025-02-23 02:36:00 | 日記

永谷園が2024年9月に発売した「カップ入り お茶づけ海苔」「同 さけ茶づけ」が驚異的な売れ行きを見せている。カップにフリーズドライの米とお茶づけの素を詰め込み、「お湯を注ぐだけ」というカップラーメン並みの手軽さを実現したこの商品は、発売1カ月で220万食を突破。12月には累計500万食に到達し、当初の販売計画を大幅に上回るヒットとなっている。


この成功、要因を探るまでもなく、「いかに楽して飯を食うか」に全力を尽くす日本人の執念が生んだものと言っていいだろう。お茶づけはもともと「手軽な食事」の代名詞であり、作るのに手間がかかるわけではない。それでも、「ご飯をよそう」「お茶を注ぐ」というわずか二工程を省くために人々はカップ入りを選んだ。冷凍チャーハンが売れ、袋麺よりカップ麺が好まれ、レンジでチンするだけのご飯が主流になって久しいが、「お茶づけすらカップで」という事実は、もう炊飯器を持つこと自体が時代遅れなのではないかという気さえしてくる。


さらに、意外な層からの支持も追い風となった。お茶づけは「おじさんの夜食」「二日酔いの回復食」としてのイメージが強かったが、今回のカップ入り茶づけは、若者や単身世帯、さらには海外の日本食ブームに乗っかる形で外国人観光客にもウケている。SNSでは「これぞ究極のズボラ飯」「受験生の夜食革命」「米炊く必要なし、感動」といった声が飛び交い、一部では「シリアル感覚でお茶づけを食べる」という新たな食文化まで生まれているらしい。


この流れが進むと、日本の家庭から「炊飯」という概念が消える日もそう遠くないのかもしれない。次はもう「カップ入り白米」でも売り出したらどうか? お湯を注ぐだけでホカホカのご飯が完成する、そんな未来もすぐそこだろう。もしかすると、日本人が長年誇ってきた「炊きたてのご飯の美味しさ」も、「手間」として切り捨てられる日が来るのかもしれない。




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