On a cold and frosty morning
ツンツン冷たい冬の朝!
来ましたよ、立春を過ぎたけれど
冬将軍が。
昨日は北風が強くて強くて
ああ、ふきあげの冬は嫌だ
…と思いました。
白鳥が発ったあとの冬水田んぼは半分凍りかけていました。
北国ではこんな感じ。
日本海側はこう。
白鳥たちはどこかで耐えているのかしら。
TVにチラッと吹雪の中の白鳥の群れが映った気がします。
一日中風が吹き荒んで冷えが厳しかった昨夜は
私は肩こりが辛く思いました。
胃痛もしてきました。
お風呂で温まって湯たんぽを抱えて休みました。
今朝は梅干しのお粥を頂いたら
美味しくて、胃痛は不思議、消えたので、
夫を駅に送った7時半、
土手に歩きに行きましたよ。
マイナス4°C、
軍手はめていても手は冷たくて痛い。
寒すぎて走り出しました。
走る方が辛くない。
ランニングなんてできると思っていなかったけれど
寒い時は走る方がいいのね!
発見。
カラスがピョンピョンはねて伴走してくれました。
往路3キロの半分は走ったかな。
凍りついた草を観察したり
暖か過ぎる日々に春の絵を描いていた菜の花たちが萎れているのをみたり
blooming
これが
こう。
Oh, she has drooped in cold air
冷たそう!
朝の番組で気象予報士さんが
長野の「かまくらの里」から中継していましたが
雪に覆われた中、気温は
マイナス3度、ということでしたよ。
雪ないのにこっちの方が寒いの⁉️
冬水田んぼは、バッチリ全面凍結しましたよ。
春が見えてきた頃に荒れる
冬将軍に会うと
思うのは
宮澤賢治の
『水仙月の四日』
雪狼を従えて鞭を持った雪童子。
吹雪を起こすのが仕事。
ボスは雪婆んこ。
この仕事はときに人の命を奪う。
厳しいのです。
水仙月の四日はそんな儀式みたいな日。
ひとりの子どもがピンチ。
仕事開始の前のこと
雪童子は、赤い毛布のその子に
宿り木の枝を投げて気を引こうとしていたのね。
雪童子の姿は見えなくて
その子はポカンとしたけれど
宿り木の枝を持って歩いてた。
そこへ怖いボス到来
雪嵐を起こして仕事をしなくちゃ
雪童子は従うフリして
赤い毛布の子をそっと隠して
護りました。
雪で覆ってあげました。
雪は冷たい。厳しい。
でも反面、温かい。
そんな季節です。
水仙月の四日
作 : 宮澤 賢治
絵 : 黒井 健
出版 : ミキハウス