私の祖父祖母の世代の日本人が、
始めてしまった太平洋戦争。
父母の世代の若者や子どもが巻きこまれた。
今朝の新聞の投書欄に
下校中に空襲を受け、麦畑に
飛び込んだ体験談がのっていた。
投稿したのは東京都の方。
同様の話を佐賀県で子どもだった父から聞いてる。
身をかがめて麦畑の中を全力で逃げる。
耳を爆弾がかすめる。
学校では労働ばかり。
先生は軍人で、歯を食いしばれと言って殴る。
先生のいない所では上級生に殴られる。
炭鉱のような所で
連行されるような労働者を目撃もしたって。
このような延長線上に
命を兵器にするように若い人たちを強制した。
粗末にされた者たちはみんな被害者。
国とか出身とか関係ない。
そして無知だった。想像力なかった。
情報をコントロールされて浮かれていたら破局が来た。
74年後の今、私たちはどこにいる?
おさない子どもを連れて
図書館のおはなし会に通ってくれるママさん。
一生懸命、子育てしてる。
この毎日が続きますように。
この子たちが幸せになりますように。
力強く走る機関車。
重い貨車を引いて運ぶ、運ぶ。
沢山のお客を乗せてあの町、この村。
山の緑、海の青。
そこに戦争がきた。
はしれ、きかんしゃ ちからあし
小風 さち 文 / 藍澤 ミミ子 絵
福音館書店
機関車ちからあしは爆撃を受けた。
共に働いた仲間の機関車はもう動かなかった。
…
生き残った人たちはまた立ち上がる。
そこから74年、平和を守った。
その先もずっと平和のまま行くのだ!
殺された人々に対して
それは義務だ。
パッションフルーツ味のマシュマロ。
美味しい。しあわせ。