ありし日のジャム先輩
妻です。
3月11日の今日は、
日本中が色んなことに思いを馳せていることと思います。
私も「あれから9年か…震災のすぐあとにふくを迎えて…」などとこれまでの日々に思いを巡らせています。
暖かく屋根のある部屋で猫と過ごせること、そのありがたみを思うと
ついつい愛おしくなって通りすがりの(捕まえるのがたやすい)マーヤをギュッと抱っこしてみたり。
みんな、いつもありがとうね。
今朝、名古屋の実家の母から連絡があり、
愛猫ジャムが旅立ったことを告げられました。
数日前、母からメールで
「ジャム!と声かけると目を少し開けて反応してくれます。骨皮になってしまい余りに痛々しいので顔の写真だけ送ります。」
と痩せ細ったジャムの写真が送られてきてたのでこれはいよいよか、と思い
なんとか仕事を片付けて明日名古屋に帰る予定でした。
しかし今朝、
「深夜1:10頃ジャムがとうとう逝ってしまいました。
昨日から、水分を摂っても嘔吐反射があってその時は苦しそうでした。が、それ以外は、静かに脈が速くなっていくのに耐えているという感じでした。
22歳10ヵ月余の大往生でした」
連絡を受けたとき、ああ、間に合わなかった、ジャーくんの最期に居合わせられなかった、とボロボロ涙が止まりませんでした。
実家の近くのお寺に連れていき
お経をあげてもらったそうです。
お花の中で眠るジャムの写真が送られてきました。
こうして書いているそばから
ジャムが来た日のこと、
哺乳瓶から勢いよくミルクを飲んでいた姿、
私の手を甘噛みして遊んでいたジャム、
お風呂イヤイヤで情けない声で鳴いていたジャム、
「だるまさんが転んだ」が好きだったジャム、
たくさんの思い出で涙が溢れてきます。
ジャムが赤ちゃんの頃から
長年だっこして寝ていた母も、
今夜から寂しいだろうと思います。
約23年間のジャムの一生は、
もちろん大往生ですし最後まで大好きなママに見守られながら旅立てたので
幸せだったと思います。
猫ってこんなに可愛いんだ、と教えてくれたジャム。
たくさんの幸せを運んできてくれたジャム。お疲れ様でした。
本当に本当にありがとう。