コスモバルクの三冠挑戦が終わった。
公営所属のままのクラッシック制覇の夢は夢の
ままついに叶わなかった。
いくたのハンデを乗り越えてたどりついた
そこでは栄光のゴールに少しだけ届かなかった。
今日のバルクは落ち着いていた、スタートこそ
いきたがる勝気な面をみせたのだけれど、先頭
にたち17頭を従えるとゆったりと気持ちよさ
そうに疾走っていた。
1000m通過1分ちょうどくらい、2000m
通過2 . . . 本文を読む
小学生の時、木村くんという子が北海道から転校してきた。
利発な彼はすぐにクラスの人気者になっていた。
ただ僕は彼が苦手だった。勉強も出来るし、かけっこも
速い、ただ僕は彼が苦手だった。
なぜならかけっこは僕のほうが速い。
それを彼が憎んでいる事を知っていたから。
運動会の選手選びで僕の前を一生懸命走る彼は哀れに見えた。
なぜなら最後に抜かれてしまうから。
それでも彼は僕の前を走っている。
お父さん . . . 本文を読む