いつも日本列島から太平洋上の電離層の様子をチェックする時に訪れるページがあります。
"Space Weather Service" の "Ionospheric Map" です。
昨日の昼過ぎ、21MHzアンテナを取り付けた車載無線機でQSO信号を受信しました。事前にコンディションの確認はしていなくて、出先で「ちょっと様子を」とダイヤルを回してみただけでした。
HFバンドの状況は良くなかったですが、そんなコンディションの中1エリアからの信号を、了解できるくらいの状態で受信しました。(きっと相手局の送信環境に大きく依存するQSOになると思います)
・・・・で、今日はどんなようすかなと上記HPにアクセスしてみたのですが、全般的に臨界周波数は 6、7MHzあたりがピークのようです。よく21MHzのSSB信号を電離層が反射してこちら4エリアまで伝搬したものだなあと思います。
で、今回初めて気づきました。(いままできちんと画面上を確認していなくて気づきませんでした)
赤で囲んだところになにやら操作メニューがあります。
どうもこれで過去の電離層状況の画像をパラパラアニメのように眺めることが出来るようです。試しに「前日」を指定して [Load Animation] ボタンをクリックしてみたところ、昨日の電離層の状況が世界標準時間ごとに変化していくようすが画面に描写されました。
結果、昨日の日本時間・正午過ぎのコンディションと、今日の正午過ぎのコンディションを比較してみても、とくに昨日の伝搬状況が良かったということではない、というのが分りました。
今まででも、過去の電離層状況の確認は出来るようにはなっていましたが、過去のデータのページに移動して、そこで過去データ表示のコマンドを使う必要がありました。
今回のアップデートでは、画面上でマウスクリックしていくだけで、過去データにアクセスし、ユーザーが確認したいように画面表示させることが可能になっていて、これは便利になったなあと感心したので、ちょっとメモしておきます。
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