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増えたNikonレンズその5

2024年04月02日 | カメラ・ビデオ関連
ニコンFマウント用レンズの最後が、タムロンの広角ズームレンズです。Tamron 17-35mm f2.8-4 Model A05

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

Nikonのカメラ・レンズを「常用することが多いなあ」と実感するようになって、Nikonカメラでも夜の星空を広く撮影してみたいと思い、(単焦点24mmレンズは用意したものの)いっきに広角17mmをf2.8で明るく撮影可能なズームレンズを用意することにしました。

タムロンのレンズは通称タムキューと呼ばれる90mm単焦点マクロレンズを使っています。個人的に好んで使っているPentaxレンズの柔らかい背景ボケと通じるタムロンレンズは、入手後も撮影するたびに納得の映像を提供してくれるレンズでとても気に入っています。

「きっと広角ズームレンズでも同様の美しい背景ボケではないか?」という期待を持って、ネット上でタムロン広角ズームでの撮影写真をいくつかチェック、また星空を撮影する時では「明るいレンズの絞り開放f2.8で画面のすみまで点光源の星がいびつな形にならないか?」という点でも確認してみました。

実際タムロン広角ズーム17-35mmレンズを入手した後、確認の試写をしてみたところ、夜空の星は画面隅々まで比較的きれいな星=光の点で写ることが確認できましたし、35mmの標準広角レンズとしての撮影でも柔らかく美しい背景ボケのおかげで立体感のある映像になることがわかって、ホッとしました。

 
ISO400  f 5.6  1/125 s秒 JPEG
Tamron 17-35mm f2.8-4 Model A05 (35mm)
Nikon D700 Full Frame トリミング


個人的な使い方としては、このタムロン広角ズームレンズは、そのf2.8というレンズの明るさも一緒になって、とても使いやすいレンズとなっています。

ちょっと大きく重いレンズですが、その他のレンズといっしょに必ず持ち出す「もう一本のレンズ」となりました。

また、このタムロン17-35mm広角ズームレンズ・Fマウントは、薄いマウントアダプターを取り付けることで、Canon一眼レフカメラボディにも取り付けることが実現します。

ピント合わせはマニュアルモードになりますが、Canonカメラボディでの露出測光で絞り優先オートで撮影可能ですし、ゆっくり撮影するときには露出もマニュアルモードで撮影すれば、思うような絵作りが出来ます。

NikonFマウントカメラには、NikonFマウントレンズを取り付ける必要がありますが、レンズ基部とカメラボディセンサー面までの距離の大きいニコン製品なので、「マウント変換アダプター」を間に取り付けてCanonボディでも利用できるということから、それが原因でついついニコン用Fマウントレンズが増えてしまいました。

(ちなみに最近のミラーレス一眼カメラであれば、どのメーカーのものもレンズ基部とセンサーの距離=フランジバックが、フィルム時代からの一眼レフカメラと比較するとかなり小さいので、変換アダプター利用でどこのメーカーの、どのマウント形式のレンズでも、かなり広くミラーレスカメラに取付可能になっているようです。 ミラーレス一眼カメラの大きなメリットの一つですね。)



・・・・Nikon Fマウント用の「増えたレンズ」は今回のその5で最終回です。(これ以上Nikonレンズが増えていくことはない!と思っているのですが・・・)








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