3月になって夜明け前、明るくなる前に東の低いところに夏の大三角(白鳥座デネブ、織姫ベガ、彦星デネブ)が見えるようになりました。こんな時にも「季節が移っているんだなあ」と感じることが出来ます。
ただ3月になったばかりのこの時期、明るい星が3つ揃って見えた!と思ったら、すぐ空が紫色になってきて星の輝がかき消されてしまいます。
(つい先日、東の空が明るくなったタイミングで三脚を持ち出して撮影しようとしたら、まだまだ夜明け前で暗い状態でも、デネブ、ベガ、アルタイルが見えなくなってしまって撮影が実現しませんでした)
ISO1600 f4開放 15 s秒 JPEG * 4shots
Pentax K-5 + GPS Astro Tracer Pentax DAL18-55mm zoom
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ペンタックスAPS-Cセンサーカメラ K-5 に、キットズームレンズ18-55mm 35mm換算約28mm画角でぎりぎり何とかデネブ、ベガ、アルタイルを一枚の写真におさめました。白鳥座の羽の先が画面の外に出てしまいましたが、もう少し慎重に自由雲台の上のカメラの向きを探せば、収まるのかもしれません。
PentaxK-5のストロボを取り付けるアクセサリーシューに、Pentax純正のGPS装置を取り付けて簡易星追尾(ボディ内手ぶれ補正を、星の動きに合わせて変化させて、星を光の点として撮影する)機能を利用しての撮影なので、シャッター速度はJPEG一枚撮影に15秒としました。
(通常、28mm相当広角レンズでも15秒は実際には地球の自転の影響で星が流れて撮影されてしまう)
これから季節がさらに進むと、夜中に星空撮影していても寒い思いをしなくてもすむようになりますし、更に進むと手足を蚊に噛まれかゆい思いをしながら撮影することになりますね。
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