2024.12.23 Canon(マウント)用タムロン製ズームレンズ(中古)が届きました。
(画像をクリックで拡大写真へ) Tamron B003E
情報によると2008年製タムロン・ズームレンズで、もともとそれなりの価格なのですが、現在に至ってはとても安価に入手できるレンズになっていました。
◯ 個人的には初めてになる「広角から超望遠までの高倍率ズームレンズ」になります。( ちょっとしたお出かけスナップ用に、一般的に入手しやすい標準キットズーム・望遠キットズームの二本を用意して、それらを持ち出すというのが今までのレンズ選びでした )
広角18mmから望遠300mm手前・・・ちょっと想像をこえるスペックのズームレンズで、かなり疑心暗鬼だったりするのですが、ものは試しとトライしてみることにしました。
◯ レンズ基部が飛び出ていないので、上の写真のようにCanon・APS-Cセンサーサイズの一眼レフにも取り付け・撮影可能ですし、Canonフルサイズセンサー一眼レフでも使用可能です。
<フルサイズ・Canon EOS5Dでは、そのまま超広角18mm-270mm>
<APS-C・EOS40Dでは、換算広角27mm-超望遠400mm>
として機能してくれることになります。
(ちなみに手持ちのCanonキットズーム18-55mm、55-250mmはレンズ基部が飛び出ていて、APS-CのEOS40Dには取り付け可能ですが、フルサイズセンサーのCanon EOS5D(初代)やCanon EOS5D mark2には、マウントに取り付けることそのものが物理的に不可能だったりします。 APS-C用キットズーム、18-55mm、55-250mmは IS・手ブレ補正機能装備なのでとても便利ズームなのですが、フルサイズ一眼レフカメラ・Canon EOS5D mark2ではその手ブレ補正機能を利用することが不可能でした。
これだけ画角に幅があると(高倍率だと)、ほんとうにこのレンズ一本だけで何でも撮影出来てしまうかもしれません。それがどのくらい満足して、納得して使うことが出来るものなのか? このレンズでちょっと試してみたいと思っています。
◯ CanonEF・フルサイズ用レンズで「手ブレ補正機能」のあるレンズは種類が多くありません。 実際手元のCanon EOS5Dを使う時(カメラ本体に手ブレ補正機能は装備されていません)、補正機能の付いていないレンズばかりを今のところ使用しているので、常に手ブレに注意しながら撮影設定を選択しています。
しかし、このタムロン高倍率ズームは、CanonEFマウントでフルサイズセンサーカメラボディに取り付けて、レンズ内手ブレ補正機能を18-270mmの範囲で、稼働させることが出来ます。
だとすると、ズームレンズの宿命・レンズの暗さによる遅いシャッター速度設定の場合でも、レンズ内の手ブレ補正機能である程度補正してくれて、手ブレ写真を回避できるかもしれません。
その使い心地、その使い勝手がどのくらいのものなのか、実のところ個人的にはこの点がいちばん興味津々で、Canon EOS5D mark2で広い焦点距離の範囲で手ぶれ補正された撮影の状況を体験してみたい!というのが、今回の入手の大きな理由となります。
◯ 理由は不明ながら極端に安価な中古価格は、上のような個人的興味からの実験・体験に飛び込みやすく、買ってしまいました。
個人的にはこの超高倍率ズームレンズによる素晴らしい映像を求めるつもりはあまりなくて・・・それよりも、Canonフルサイズ一眼レフカメラでの手ブレ補正機能のメリットを体験すること、そしてズームリング一つを回すことで、ファインダーの中の切り取り画面を思うように整える便利さを体験してみること、において、今後できるだけこのTamron18-240mmズームを面白がって、使って遊んでみようと思っています。
◯ マクロ そうそうこのタムロン高倍率ズームは、マクロにもなっていて、これほどの倍率で、なおかつ、被写体との撮影最短距離が0.49m=49cmになっているのも、便利に便利をさかねて、超便利ズームレンズになっています。
望遠ズームレンズを使う際に、被写体との距離が近すぎてピントを合わせることが出来ない!という場面はとても多いのが一般的ですが、このタムロン高倍率ズームは、おそらく「単焦点標準レンズ」にかなり近い超望遠ズームレンズになっているので、「ああ、近すぎてこれでは撮れない」というようなことがずいぶん少ないのではないかと想像できます。
・・・・とそんなこんなで、数千円でとっても面白いレンズを追加してしまいました。
===本来 Canon APS-Cセンサーサイズカメラ用ズームレンズ
タムロン高倍率ズームレンズを、Canon EOS5D mark2フルサイズセンサーカメラに取り付けて撮影すると・・・
(画像をクリックで拡大写真へ)
ファインダーの四隅が丸く「ケラレ」てしまいます。なので、取り付けて・撮影可能といえどもフルサイズセンサーCanon EOS5D mark2で使う場合は、撮影後JPEG写真をトリミングするつもりで、ズームリングを操作する必要がありそうですね。
上の写真をトリミングすると・・・
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO320 f 4.5開放 (55mm) 1/15 s秒 JPEG 手持ち撮影
TAMRON AF 18-270mm f3.5-6.3 VC Model B003E
EOS 5D Mk2 Canon Full Frame
TAMRON AF 18-270mm f3.5-6.3 VC Model B003E
EOS 5D Mk2 Canon Full Frame
ともあれ、このタムロン高倍率ズームを使うことで、レンズ内手ブレ補正機能を利用して、いろいろ厳しい状況での撮影にチャレンジすることが可能になりそうです。
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