つい先日入手したPentax K-5で、マニュアル・ピント合わせの時、背面液晶のライブビューでピント合わせ面の「拡大表示」ができなくて、しばらく困っていました。
Pentax K-30では、いわゆる黒死病で露出制御不具合のため、マニュアルで絞り値、シャッター速度を設定し、MF・マニュアルフォーカスでピントリングを回してピント合わせをして・・・・撮影! という使い方をしています。
もともと星空撮影のために用意したPentax K-30なので、基本的には<オートフォーカス>が動作しなくても、<オート露出撮影>が出来なくても、実のところ現在に至るまで困ったことにはなっていません(^-^;)。
それに対してPentax K-5は、オートフォーカスも、オート露出もすべて本来の動作をするデジタル一眼レフカメラなので、ちょっとしたスナップ撮影にはとても軽快なフットワークで操作できるカメラです。・・・・が、 先日もPentax K-5で星空撮影をする時、
背面液晶・ライブビュー画面で、レンズを向けた星を「拡大画面表示」して、さらにピントリングの微調整を!!!・・・・ することが出来ませんでした。
少し取扱説明書も目を通したのですが、どうしたことか「ピント画面の拡大表示」するための操作を見つけることが出来ませんでした。
・・・・で、つい先日、ちょっと検索してみよう!とWeb検索したところ、判明しました!!!
上の写真、左がK-5 右がK-30です。同じPentaxということもありますし、登場年代も大きな違いはないので、ほとんど背面操作レイアウトは同じようなものです。
・・・で、今までPentax K-30でのマニュアルピント合わせでは、まず左上のLV ライブビューボタンを押します。すると背面液晶にピント合わせ画面が表示されます。 次に右側の十字キーの真ん中OKボタンを押すと、ピント合わせ画面が拡大表示されます。 その拡大率は、ファインダー右の左右に回すダイヤルが <拡大・縮小>になっていて、親指でカタカタ回すと背面液晶のピント合わせ画面が拡大されたり、縮小されたりします。2倍、4倍、6倍まで拡大すると、もとの1倍に戻ります。もとのフレーミングの画面、1倍に戻したい時は、シャッターボタンを半押しすれば、すぐもとに戻ります。
ということで、Pentax K-5でも同じように、マニュアルピント合わせをライブビュー画面で拡大、縮小しようとすると・・・動作しません。
検索したところPentax K-5ユーザーの方の記述による方法、
マニュアルピント合わせ 背面ライブビュー拡大・縮小の操作方法
Pentax K-5では十字キーのすぐ左上にLV ライブビューボタンがあります、それをまず押します。その状態で、背面下部にある左のボタンInfoを押すとピント合わせ画面が、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍 と押す度に変化します。 (もし倍率を大きく、小さく変化させたい時はファインダー右横の左右に回すダイヤルを操作すると<拡大・縮小>できます。 そして、もとのフレーミングプレビューに戻したい時は、下部Infoボタンの右、 Menuボタンを押すと元の画面、1倍のプレビュー画面に戻ります。
Pentax K-30が、拡大2倍、4倍、6倍 に対して、 Pentax K-5の方は拡大表示で、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍 とかなりズームアップさせた画面でピント合わせをすることが可能となるように作られています。
これはマクロ撮影などでは、Pentax K-5の高倍率拡大ピント合わせで、かなり有利なカメラといえそうですね。
Pentax K-30機種は、Pentax K-5モデルが登場した1,2年後に出た後発もデジタル一眼レフカメラなので、K-30でのピント合わせ操作のほうが、すごく自然に扱うことのできる作りになっているように思っています。
ただここは単に操作方法、手順、順序の違いなので、ユーザーの方が「慣れる」ことが出来たら問題は解決しそうな部分ではあります。
ともあれ、個人的にはこの情報のおかげで、夜中に三脚にPentax K-5を取り付け、カシオペア座などにレンズを向けて、星にピント合わせをするとき、背面液晶で拡大表示させて、直接ピントの具合を目視しながら調整することが可能となりました。
(個人的にはこのPentax K-5も、星空撮影のためのカメラとしてスタートしています。)
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