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単焦点背景ボケ:CanonEF40mm

2023年01月13日 | カメラ・ビデオ関連
雨降り予報の前、職場駐車場のまわりをカメラを片手に少し歩いてみました。

身体正面、足下の草花にパンケーキレンズ CanonEF40mmを近づけて、背景ボケ確認のために撮影してみました。(フルサイズセンサーでの単焦点40mmレンズの写り)
 
ISO160  f2.8開放  1/2000 s秒 JPEG 
ISO160  f4     1/1000 s秒 JPEG 
ISO160  f5.6    1/500 s秒 JPEG 
ISO160  f8     1/250 s秒 JPE

Canon EOS 5D  CanonEF40mmf2.8


絞りf2.8開放

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
50mmf1.4やf1.8の標準レンズの背景ボケほどではないにしても、40mmf2.8は、思いの外落ち着いた背景ボケの写真になりました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
このレンズCanonEF40mm、絞り開放でピントを合わせた部分の描写の様子を確認するために、 上の同じ写真の中央部分を拡大トリミングで切り取ってみました。f2.8絞りのピントの合う範囲は大きくはないのですが、それでもf1.4やf1.8標準レンズよりは結果的に「絞り込まれた」撮影状況なので、見つめたあたり全体にピントのあった、まるでマクロレンズで撮影したかのような写真になりました。


絞りf4
 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
例えば、ズームレンズでの絞りf4よりは、単焦点40mmレンズの絞りf4では、まだまだ優しい背景ボケの写真になっています。

絞りf5.6
 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
ある程度背景の様子がわかるような写真を取りたいと思った時、もし被写体との距離が近い場合どうやら絞りf5.6くらいにすると具合が良さそうです。


絞りf8
 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
絞りf8では、まだふんわりとした背景ですが、ほとんど背景の様子がわかるくらいに写っていました。
・・・ということは、被写体との距離が離れる撮影では、おそらくf8にすると、まわりの状況もよく分かる程度の背景の様子を写真に写し込むことができそうですね。

絞りf8での中央部分の拡大トリミングを見ると、被写体の前後も被写界深度(見かけ上ピントのあったように見える範囲)が大きくなっているので、草花の様子が落ち着いて見えています。

また、CanonEF40mmのシンプルレンズ構成の小型軽量パンケーキレンズですが、基本的な描写性能は、個人的にはもう十分すぎる、申し分のない移りをしているレンズんなんだなあと、あらためて感じさせられました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

そして、拡大トリミングをしてみて改めて感じたのは、思った以上に「立体感」のある描写をしてくれるんだなあということでした。

ついついレンズ本体そのものが「薄っぺら」で平面的なスタイルをしているものですから・・・なんとなく写真もペラペラだったりするかも・・・とか、見た目に引きずられてイメージしてしまっています(^-^;)。

ですが、もともとこのような薄型のレンズ構成はフィルム写真黎明期から、歴史にその名を残すような素晴らしいレンズが引き継がれてきていたりします。今回なかなかおもしろいレンズに出くわしたものだなあと、個人的にはとても喜んでいます。



 







 
 

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