「もしかしたら、いつかフルサイズのカメラボディを使うこともあるかもしれない」・・・とか、ぼんやりそんなことを思っていた時、たまたま何かの縁か目にしたEFマウント28-105mmf3.5-4.5 ズームを購入していました。(EF-SマウントのEOS40Dでもそのままカメラボディに取り付けて撮影に利用可能でした)
で、先日Canon EOS5D(初代)を手に入れたのですが、アダプター経由であれこれ手持ちのレンズを使おう!と予定していたレンズが、なかなか思うようにならず!結局、EOS5Dボディに取り付けることの出来るレンズは上記28-105mmズームレンズだけ・・・かあ、と思っていたら、
1 CanonFDレンズをEOS・EFマウントに取り付けるアダプターを持っていて、そしてそのFDレンズ・50mmf1.4も持っていました。(連写一眼AE-1のレンズ) といことで、Canon EOS5Dに <f1.4の明るい大口径レンズ>を取り付けて撮影できる状況になりました。
・・・ただ、FDマウント>EFマウントでは、レンズとフィルム面(イメージセンサー面の)距離=フランジバックが正しく確保できないことから、マウントアダプターは中に<レンズが一枚>入っているタイプのアダプターです。
ということは・・・FDレンズ本来の描画に<さらに一枚レンズ>を通した映像が写真になる、ということで、ちょっとスッキリしない気分になってしまいます。
(ちなみにCanonFDレンズを、SonyEマウントに取り付けるためのアダプターでは、物理的にフランジバックが確保できるため、アダプターはただの金属リングです。そして、FDレンズが結像する映像をそのままSonyカメラでは写真にすることが可能です)
2 Pentax Takumar 55mm f1.8 フィルム時代の古いレンズで、1960年代 1970年代と一眼レフを牽引したメーカー、Pentaxの前身 旭工学の標準レンズで、爆発的な普及の結果現在でも安価に入手可能なレンズです。
というわけで、EOS5D用に一つ今回入手しました。 このレンズのマウントは< M42 >です。 我が家にM42>EOS EFマウントのアダプターがあるので、すぐEOS5Dで(余分な調整レンズ無しで)使用できるはず・・・と新しく入手しました。
・・・ところが、ずっとずっと使うことのなかったM42>EFマウント・アダプターが・・・みあたりません(^-^;)
3 Canon EF80-200mm f4.5-5.6 M42>EFアダプターを探し回っていたところ、保管箱の中から出てきました。オートフォーカス故障ということでジャンクレンズに分類され、とても安価に出ていたものを、ぽんと購入していたのでした。・・・すっかり忘れてしまっていました。
このレンズ、CanonEFレンズなので、そのままEOS5Dに取付可能であり、実際に部屋の中で撮影もできることを確認しました。(その時AFが動作しない様子で、ああAF故障ジャンクレンズだった!ということも思い出しました。
ということで、M42レンズをEOS5Dで使うためのアダプターが、まだ出てきていませんが、ともあれ、先の28-105mmも含めてEOS5Dで使用可能(使用可能のはず)のレンズが、脈絡なしですが、とりあえず今夜、一気に四本となりました。
(画像をクリックで拡大写真へ)
(EF28-105 EF80-200 Canon FD 50mmf1.4 Pentax 55mm f1.8)
f 3.5-4.5-5.6の暗いレンズに、補助レンズ一枚通して調整済みの撮影をするレンズに、f1.8の明るい大口径55mmレンズ(アダプターを差だし出さないと利用不可能)と、あれよこれよというまに、レンズが四本になりました。
Canon EOS5D(初代)は常用ISO上限が1600ですし、ボディ内手ブレ補正、(レンズ内手ブレ補正)がない状況での撮影なので、基本的にレンズは明るい大口径が<高速シャッター>を利用可能にしてくれるはずで、Pentax Takumar 55mm f1.8 M42マウントのレンズは、アダプターさえ見つかれば、当分Canon EOS5D(初代)での試写で<常用レンズ>になる!・・・予定です。
◯ 見つかったアダプターM42>EOSEF 2021.10.24
以前に入手していたM42マウントのレンズをEOSのEFマウントで使用するためのアダプター、 見つかりました。
「 これは絶対どこに行ったかわからなくなるからとマジックで書いておいた」のですが、実際、どこに行ったかわからなくなりました。
・・・で、カメラ関連バッグや箱のあちこちではなく、全然関係のないところにポンとおいてありました。
ということで、これで先日のTakumar 55mm f1.8 単焦点・大口径レンズをCanon EOS5D(初代)に取り付けることが出来るはず・・・と作業・・・
(ただねじ込んだらOKというだけではありませんでした。どうもアダプターとM42タイプレンズTakumar 55mm f1.8 がどうもすんなりと取りつけできませんでした。)
・・・で、最終的にEOS5DとTakumar 55mmが一つになりました。
(キャノンのカメラに、旭工学のタクマーレンズ・・・55mm)
で、取り外したCanon FD 50mmf1.4 を撮影・・・・・
(ノートリミング 絞り開放での撮影のつもりが・・・f5.6になってました)
・・・で、EOS5Dに取り付けたTakumar 55mm f1.8 を見て、この取付具合だと「無限遠はムリだろう」と思い、玄関先に出て近所の通り光にレンズを向けてみたところ・・・ 遠景は完全に、あきらかにぼんやりとすりガラスを通して見ているようなファインダー内の映像でした。
上の写真のように近景はピント合わせができ写真撮影も出来るようですが遠景、風景、星空写真に使うことは全くできそうにありませんでした。
ここはやはりM42タイプのレンズのアダプターの中で、「無限遠もOK」と商品紹介で自慢しているようなタイプのアダプターをあらためて購入するしか無いのかもしれません。
ただ、上のFD50mmの写真でもすぐわかるような、旭工学、ペンタックスの特徴である背景のとろけるようなボケ具合は、Takumar 55mm f1.8 でも見られます。
(というより、タクマーの頃からの伝統が、その後Kマウントレンズにも引き継がれているという方が、表現としては正確だと思いますが)
この旭工学・ペンタックスレンズの特徴が個人的にはとても気に入っているので、Canon EOS5D(初代)でもPentaxレンズを使ってみたいなあと思ったのが第一の動機です。
(Canon EOS5D(初代)で、三脚固定・星空撮影のためのレンズは他に何か用意できれば、実はメーカーやレンズの種類はほとんどこだわりはありません。なんでもいいと思っていたりします。)
でも、このTakumar M42タイプのレンズで、無限遠が実現可能なマウントアダプター、ひとつ購入してみて、タクマーでの星空撮影も試してみたいなあとは思っています。
◯ 追加EOS5D用 EFレンズ 20-35mm f3.5-4.5 2021.10.29
広角レンズはSony Eマウント用に SEL1628 (16mmf2.8) を用意していて、その先にさらに10mmくらいにするSonyの魚眼アダプターを後に入手しました。結果、10mm(35mm版換算約15mm)の超広角を確保しています。( ひろーーーく星空撮影に使うことを目的で用意しました)
で、それ以外のPenax、Canonは、APS-Cイメージセンサー用の<キットレンズ>で、18-50mm、 50mm-200mm あたりのズームレンズを使っています。レンズ焦点距離は18mmといっても、APS-C用なので35mm版に換算すると、おおよそ約27mmになります。
でも、例えば星空撮影をする時は、(35mm版)24mmあたりから、さらに広い画角の広角レンズが<使いやすそう>だったりしますので、APS-C用18mmというレンズを使うと、どうしても「もうちょっと広角なら良いのになあ」といつも思っています。
そんなこんなで、<広角ズーム>は今まで使っていなかったのですが、その意味で過去にない最も広い画角のズームレンズを初めて手にすることになりました。
Canon EF20-35mm f3.5-4.5
一般的に広角ズームレンズは、どこのメーカーでもどうしても比較的高価なレンズとなります。上記EF20-35mmも決して安価なレンズではなかったと思うのですが、古いフィルム時代からのレンズだったり、手ブレ補正が装備されていなかったり、デジタルイメージセンサーに結像した映像が少しずつ高精細でなかったりするのも一般的なこともあって、高価ながらもお気軽に手の届く範囲の中古市場価格だったりもします。
そしてその中で、様々なここのレンズのコンディションに応じて、時々安価な中古市場価格のついているものも、あちらこちらで目にすることになります。
そんなWeb中古市場のページで、たまたまこれなら良いかも、良いことにしょう! 十分じゅうぶん、問題なし!と自分に言い聞かせることのできるレンズに出くわしたので、その出会いの縁を大事にして購入することにしました。
今日(2021/10/29)届いたばかりなので、まだよくわかりませんがとりあえず、20-35mmという広角ズームレンズを、フルサイズセンサー・Canon EOS5D(初代)に取り付けて、その広角のまましばらく試写を重ねていこうと思っています。
先日届いたCanon EOS5D(初代)についてのメモです。
届いたEOS5Dでの、最初の試写です。
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